AIを活用した新機能で施設管理の効率化を目指す
株式会社パソナ日本総務部は、施設管理クラウドサービス「SINGU(シングー)」に新たにAI機能を追加し、2026年9月16日から東京ビッグサイトで開催される「働き方改革EXPO」でその機能を初めて公開します。この新機能により、施設管理担当者の業務がどう効率化されるのかを詳しく見ていきます。
SINGUとは?
「SINGU」はポーランドのVelis RET社が開発したクラウド型ファシリティマネジメントシステムで、国内ではパソナ日本総務部が2019年から販売と導入支援を行っています。オフィスや商業施設、工場、物流施設に至るまで、幅広い施設の情報、点検記録、修繕履歴、問い合わせ対応を一元管理するための便利なシステムです。このシステムを活用することで、情報が分散することなく、社内の関係者との円滑な情報共有が可能になります。
新たなAI機能の導入
近年、施設管理業務は多様化しており、人手不足や設備の老朽化、業務の複雑化が課題となっています。特に、点検報告書から不具合を転記する作業や設備の型番を台帳に登録する作業は、今でも時間がかかるものです。そこで導入されたのが、入力・確認作業を支援するAI機能です。
主な機能紹介
新しいAI機能には、以下の4種類があります。
1.
AI Report Reader
この機能は、AIが点検報告書を読み取って不具合や指摘事項を抽出します。修繕などの対応を管理する「チケット」の入力案も自動で作成されるため、業務の効率化が図れます。
2.
AI Equipment Capture
スマートフォンで設備の写真を撮影すると、AIがメーカー名や型番を読み取り、設備台帳への入力案を生成します。手入力を減らし、登録ミスを防ぐ効果があります。
3.
AI Ticket Summary
施設利用者からの不具合や修繕依頼を簡潔に要約する機能です。長い履歴をすべて読み返す手間を減らし、状況の把握を容易にします。
4.
AI Ticket Intake
現場で入力された文章や音声を講じにし、AIが整理・分類します。これにより、記録内容の標準化と入力時間の短縮が実現します。
今後の展開
今後は、蓄積した情報をもとに故障リスクを早期に察知する「Predictive Maintenance」機能や、自然言語で質問すると必要な情報を提示する「SINGU Copilot」の提供も計画されています。
EXPOでのデモンストレーション
「働き方改革EXPO」では、実際にAI機能の操作デモも行う予定です。点検報告書の読み取り、設備情報の登録支援、進捗管理など、SINGUを利用した施設管理のデジタル化を体験することができます。
出展概要
- - 展示会名:働き方改革EXPO
- - 日時:2026年9月16日(水)〜9月18日(金)
- - 場所:東京ビッグサイト(東京都江東区有明3丁目11-1)
- - アクセス:ゆりかもめ線 東京ビッグサイト駅 徒歩3分、りんかい線 国際展示場駅 徒歩7分
- - ブース位置:29-32
- - 参加費:無料(事前登録制)
このように、パソナ日本総務部の新たな取り組みであるAI機能による施設管理業務の効率化は、今後の業界におけるデジタル化の流れの中で注目されるべき重要な進展と言えるでしょう。