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木村化工機、「ACT FOR SKY」に加盟～持続可能な航空燃料SAFのサプライチェーン構築へ貢献～

世界的な脱炭素化の流れの中で、航空業界においても持続可能な航空燃料（SAF）の導入が急務となっています。しかし、現状ではSAFの供給量は非常に少なく、その生産拡大が課題となっています。

木村化工機株式会社は、2023年にSAF原料用バイオエタノールを蒸留する際のCO2排出をゼロにする「省エネ型ヒートポンプ式バイオエタノール蒸留装置」を開発し、販売を開始しました。この装置は、ボイラ蒸気を必要とせず、電力のみで蒸留を行うため、CO2排出量を大幅に削減することができます。

同社は、国産SAFの商用化と普及拡大に取り組む有志団体「ACT FOR SKY」に加盟し、今後、同団体の加盟企業様と共にSAFのサプライチェーン構築に貢献していくことを表明しました。

「ACT FOR SKY」は、国産SAFの普及・拡大を目指す、オールジャパンの企業や自治体等からなる有志団体です。事業として国産SAFに直接関与し、サプライチェーン構築の主体となる企業（ACTメンバー）と、国産SAFのサプライチェーン構築に必要となる企業や自治体等（SKYメンバー）が加盟しています。

木村化工機株式会社は、同団体の活動を通じて、自社の技術力を活かし、持続可能な航空燃料の普及に貢献していく方針です。
木村化工機株式会社の「ACT FOR SKY」加盟は、持続可能な航空燃料SAFの普及に向けた大きな一歩と言えるでしょう。同社の「省エネ型ヒートポンプ式バイオエタノール蒸留装置」は、SAFの生産におけるCO2排出削減に大きく貢献する可能性を秘めています。

「ACT FOR SKY」は、企業、自治体、研究機関など様々な機関が連携して活動しており、今後も更なる連携強化が期待されます。

航空業界の脱炭素化は、地球環境保護の観点からも重要な課題です。木村化工機株式会社の取り組みは、航空業界の脱炭素化に貢献するだけでなく、日本の持続可能な社会の実現にも貢献していくものと期待されます。