米国スタートアップ、日本での成功を目指す新プログラム「Ninjarous」
サンブリッジ グローバルベンチャーズ(以下、サンブリッジGV)とMOVIDA JAPANは、米国のインターネットスタートアップが日本市場への進出をスムーズに進めるための新たなプログラム「Ninjarous」を発表しました。このプログラムは、米国でのイベント「Japan Day」において参加スタートアップの募集を開始することから、その幕が開きます。
「Ninjarous」とは?
「Ninjarous」は、英語で忍者(Ninja)と「驚くべき」の意を持つ「rous」を組み合わせた造語で、米国のスタートアップに特化した日本市場への効率的な進出支援プログラムです。最先端技術やビジネスモデルを抱える米国のスタートアップが、日本の市場に挑戦する際に直面する、文化、言語、人件費などの障壁を乗り越えるための支援を提供します。
具体的には、製品やサービスのローカライズ、パブリシティ、カスタマーサポートといった重要な機能をパッケージ化し、費用面でも手頃な形で利用できる仕組みにしています。これにより、米国に居ながらも日本市場への展開が迅速かつ効率的に行えるようになります。
日本市場進出イベント「JAPAN Day!」
プログラムの一環として、2012年5月22日にカリフォルニア州マウンテンビューで「JAPAN Day!(仮称)」という説明イベントが開催される予定です。このイベントでは、参加企業が日本市場に進出するための理由や実体験を知るセッションが用意されています。イベントの内容は以下の通りです:
- - セッションI: 「日本市場に参入する4つの理由」
- - セッションII: 「日本進出の実際の体験」
- - セッションIII: 「私たちのプログラム」
- - 懇親会など
このイベントを通じて多数のスタートアップが集結し、日本市場への興味を共有しつつ、新たなビジネスチャンスを探ります。
今後の展開と期待
「Ninjarous」プログラムは、この度の発表を皮切りに、同様のサポートを米国の他都市や、日本国内のスタートアップの海外進出にも広げていく方針です。このプログラムの目指すところは、スタートアップエコシステムの強化と、次世代のイノベーションの促進です。サンブリッジGVでは、これまでも多様なベンチャー企業への投資育成を行ってきた実績があり、今後も注目のスタートアップを発掘し、支援する姿勢をますます強化していくことでしょう。
サンブリッジGVとMOVIDA JAPANが手掛ける「Ninjarous」は、米国スタートアップと日本のビジネス界との新たな橋渡しとして大きな期待を寄せられています。グローバルな視点でのビジネス戦略を持つ企業にとって、これは絶好の機会となることでしょう。今後、いかなる新たな展開が見られるのか、注視していきたいところです。