刃物の文化体験
2025-12-09 11:46:42

岐阜県関市でたたら製鉄の公開操業を体験!貝印が重視する刃物文化の継承

貝印が岐阜県関市でたたら製鉄を公開!



12月7日、岐阜県関市にある「せきてらす」にて、グローバル刃物メーカーの貝印株式会社が主催する「関鍛冶たたら製鉄」の公開操業が行われました。このイベントは、日本の古代製鉄技術である「たたら製鉄」を広く一般に公開し、地域の小学生たちにその文化的背景を体験してもらうことを目的にしています。

たたら製鉄とは



「たたら製鉄」は、特に日本刀の原材料である「玉鋼」を生産する伝統的な製法で、砂鉄と木炭を使って粘土製の炉内で加熱します。この方法は、日本独自のものであり、400年の歴史を有しています。今回のイベントでは、関市内の刀匠や刃物事業者と共に「関鍛冶たたら実行委員会」を結成し、地域の刃物文化を守り続ける活動を展開しています。

イベント当日、参加者たちは、材料を炉に投入し、不純物を取り除く作業から、最終的な玉鋼の回収まで、一連の流れを直接目にすることができました。多くの来場者が、この貴重な体験を楽しみながら、日本の古代技術に触れ、感動を覚えたようです。

小学生も参加!一緒に体験する製鉄



イベントの特に注目すべき点は、関市内の小学生22名が「砂鉄投入」を実際に体験したということです。子供たちは、炉に砂鉄と木炭を入れる作業を行い、その様子を見守る保護者たちからの歓声が響きました。参加した子供たちからは、「炭を入れるのが楽しかった!」や「不純物を取り出すのを見れて圧巻だった」といった感想が寄せられ、楽しさと共に学びの意義を感じた様子でした。さらに、参加者には貴重な玉鋼やTOGI CAR®ボックスティッシュケースが記念品として贈られました。

このような活動を通じ、日本の伝統文化の重要性を再確認し、地域の誇りを後世に伝えることが求められています。これにより、次世代の担い手が育成され、刃物文化の継承が進むことを期待しています。

開催概要


  • - 日時:2025年12月7日(日) 10:00~17:00
  • - 場所:せきてらす「共生広場みんなのはらっぱ」(岐阜県関市平和通4丁目12番地1)
  • - 主催:関鍛冶たたら実行委員会(関伝日本刀鍛錬技術保存会刀匠会、関刃物文化継承会、貝印株式会社等)
  • - 内容:たたら製鉄の一般公開、子供たちの砂鉄投入体験

貝印株式会社は1908年に岐阜県関市に設立された刃物メーカーです。現在、1万品目以上の商品の開発・販売を行いながら、刃物文化の継承にも力を入れています。地域の伝統から得た技術と心を大切にし、未来に引き継ぐための取り組みが進められています。このイベントは、その取り組みの一環であり、地域社会と共に成長していくことが期待されています。

詳しくは貝印株式会社の公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
貝印株式会社
住所
東京都千代田区岩本町3-9-5
電話番号
0120-016-410

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