日本調剤がフォーミュラリー作成の実践ワークショップを開催
日本調剤株式会社は、今秋に開催される第45回日本臨床薬理学会学術総会にて、医薬品情報WEBプラットフォーム「FINDAT」を活用したフォーミュラリー作成に関する特別ワークショップを協力して実施します。このワークショップは、医療現場でフォーミュラリーを活用するための具体的な体験を提供するもので、参加者は実際にフォーミュラリーの推奨度を決定するプロセスや、薬剤費削減のシミュレーションなどを行うことができます。
ワークショップの詳細
- - 開催日時: 2024年12月14日(土) 16:20~17:50
- - 開催場所: 大宮ソニックシティ ビル棟4F 市民ホール第2集会室
内容
参加者は、フォーミュラリーの作成に必要な情報を集める事前課題を行い、自治医科大学の今井靖教授による講義に続き、グループワークを通じて実際にフォーミュラリーを作成します。グループワークでは、薬効群ごとに分かれ、具体的な症例を元にフォーミュラリーを評価し、提案度を決定する手順を学びます。また、医薬品の二次情報ツールも紹介され、実務に役立つ情報が得られます。
参加対象
ワークショップは医師や薬剤師を対象とし、定員は36名です。臨床、教育、行政に従事する方々にとって、フォーミュラリー作成の経験を積む貴重な機会となるでしょう。申し込みは先着順で、多数の応募があった場合は抽選での選抜となります。
意義と目的
昨今、患者への医療サービスの質を向上させるためには、信頼性の高いフォーミュラリーの構築が欠かせません。本ワークショップでは、エビデンスに基づいた情報の収集方法や、医学的・薬学的な視点に基づくフォーミュラリーの運用方法が解説されます。特に、PPI・P-CAB、SGLT2阻害薬、経口ヘルペス治療薬の3つの薬効群を取り扱い、それぞれについての推奨度の決定手順を学びます。
日本調剤株式会社について
1980年の創業以来、日本調剤は国の健康保険制度に基づいた効果的な医療サービスの提供を追求してきました。現在では全国に調剤薬局を展開し、約4000名の薬剤師が活躍しています。また、ジェネリック医薬品の普及やICT技術の導入など、革新的な医療サービスの実現を目指しています。
日本調剤の取り組みによって、患者への良質な医療サービスがより一層強化されることが期待されます。詳しい情報は
こちらでご確認ください。
お問い合わせ先
日本調剤は、これからも「FINDAT」の利用を通じて医療従事者の知識向上と、患者への良質なサービスの提供に努めてまいります。