求人ジャーナルとLINE通知機能の成功事例
株式会社求人ジャーナルが運営する『求人ジャーナルネット』で、株式会社エフ・コードの「f-tra EFO x LINE通知メッセージ」が導入されました。この取り組みにより、月間のLINE友だち登録数が従来の約14倍に増加したといいます。今回は、この成果に至るまでの経緯や導入後の影響について、求人ジャーナルの担当者にお話を伺いました。
導入の背景
求人ジャーナルでは、応募数を増やすため多様な施策を行ってきました。その中でも特に応募フォームからの離脱率が課題となっていた様です。「応募フォームの改善に努め、『f-tra EFO』を導入した際、ユーザーと応募後に持つ連絡が重要だと気づきました」と担当者は語ります。
新たな施策として動き出したのが『f-tra EFO x LINE通知メッセージ』です。応募完了後、即座にユーザーとLINEで接触できるシステムは非常に魅力的であり、既に導入していた『f-tra EFO』のタグを追加するだけで簡単に実装できた点も大きなメリットでした。
導入の決め手
求人ジャーナルがこのサービスを選んだ理由は、以下の二点です。
1.
身近な「LINE」を活用
利用者にとって親しみやすいアプリであるLINEを活用することで、より自然な形でのコミュニケーションを実現できると感じました。
2.
スムーズな導入プロセス
「すでにf-tra EFOを使っていたため、特別な開発作業なしにLINE通知機能を追加できたのが非常に助かりました」と担当者は述べています。
導入後の成果
冒頭で述べた通り、実際に導入した結果、月間のLINE友だち登録数は約14倍にも増加しました。この成果は、従来のWEBサイトでのバナー広告やフリーペーパー、SNSでの告知などに加え、LINE通知メッセージを活用したことで得られたものです。「応募完了後、LINEで情報を届けることで求職者との接点がより強固になりました。従来の手法と比較して、親しみやすさが増しており、求職意向の高いユーザーとのコミュニケーションは非常にスムーズになっています」と担当者は語ります。
さらに、成功を受けてLINE配信を強化するために、LINE公式アカウントの上位プランに移行したとのこと。友だち追加したユーザーに向け適切な情報を配信し、社内では「LINEを活用していこう」という意識が浸透したそうです。
「f-tra EFO x LINE通知メッセージ」の概要
この新しいサービスは、エフ・コードが2022年にSaaSツール『hachidori』から受け継いだ通知メッセージ功能を活かし、既存の「f-tra EFO」と連携させることによって実現されました。エントリーフォームの最適化とユーザーの入力を円滑にすることで、離脱の防止を図ると同時に、メッセージ送信機能で適切なタイミングにユーザーをLINEへシームレスに誘導することを目的としています。
この成功事例は、エフ・コードのSaaSプロダクト間でのシナジーを活かした初めての試みで、今後の新たな価値提供の第一歩となるでしょう。
企業情報
1986年に設立された株式会社求人ジャーナルは、群馬県高崎市を本拠地に持ち、企業の採用活動を支える求人広告事業や人材紹介事業を展開しています。『求人ジャーナルネット』には毎年数百万件の求人情報が掲載されています。
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