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大和フード＆アグリ、伴走型農業コンサルティングで農業活性化へ貢献

大和証券グループ本社傘下の大和フード＆アグリ株式会社は、2023年6月1日、新たな農業支援サービスとして「伴走型農業コンサルティングサービス」を開始しました。同社は、大規模施設園芸における高い専門性と実績を活かし、農業分野への新規参入を支援するだけでなく、生産から販売までを包括的にサポートする独自のサービスを提供しています。

大規模施設園芸と効率的な生産体制

2018年の設立以来、大和フード＆アグリ株式会社は、大規模施設園芸による高精度な環境制御技術と、省エネルギーで高収量を実現する効率的な栽培技術を蓄積してきました。2021年にはスマートアグリカルチャー磐田に経営参画し、大規模設備を活用した環境負荷の少ない農業生産体制を構築。設立からわずか1年で黒字化を達成するなど、その高い経営手腕と技術力を証明しています。

多様な事業展開と独自のブランド

販売面では、大手小売事業者など20社以上との取引実績を誇り、2023年3月には独自の農産品・食品ブランド「栄養のおくりもの」を立ち上げました。他社からの農産物仕入れ・販売や加工品の企画開発にも着手するなど、多角的な事業展開を推進しています。

新規参入企業への支援とSDGsへの取り組み

同社は、自社生産・販売事業に加え、異業種からの農業参入を目指す企業に対しても、施設園芸による生産・販売における継続的な支援体制を整え、黒字化達成をサポートしています。生産拠点のある地域自治体との連携による生産物寄付や、障がい者雇用による農福連携など、SDGsの推進にも積極的に取り組んでいます。

伴走型コンサルティングサービスの特徴

今回の伴走型農業コンサルティングサービスは、同社が培ってきた「経済的価値」と「社会的価値」の両立を目指した、新たな農業支援の形です。事業構想の支援から、実践的な事業立ち上げ、生産物の買い取りまでを一貫してサポートする体制が特徴です。

充実したコンサルティングチーム

コンサルティングチームは、大規模施設園芸の事業立ち上げ・運営経験豊富なスペシャリストや、果菜類の施設園芸生産事業の専門家、植物工場のスタートアップ経験者、大手コンサルティングファーム出身者など、高い専門性と経験を持つ人材で構成されています。

日本の農業活性化への貢献

大和フード＆アグリ株式会社は、本サービスを通じて、大規模化、効率化、環境負荷軽減型の農業を推進することで、日本の農業活性化に貢献することを目指しています。持続可能な農業の構築と社会課題の解決に大きく貢献することが期待されます。

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