IoTセキュリティ実装
2017-12-27 10:00:42
サイバートラストとラムバスがIoT向けセキュリティ実装の検証を開始
一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(理事長:辻井重男)は、サイバートラスト株式会社とラムバスによるセキュリティ実装の検証プロジェクトを開始しました。これにより、IoT機器の動作がより安心・安全になることを目指しています。
現在、IoT技術が急速に発展している中で、セキュリティは特に重要な要素となっています。セキュアIoTプラットフォーム協議会は、安心して利用できるIoT社会を実現するため、技術や標準化に関するガイドラインを整備しています。この取り組みのひとつとして、協議会会員企業であるサイバートラストとラムバスの事例を基にしたセキュリティ実装の検証を進めます。
サイバートラストとラムバスは、IoTデバイスの製造段階からセキュアな電子認証情報を保管し、それによって実在性の確認が取れた機器にのみクラウドサービスを提供する仕組みを開発しています。この仕組みは、OTA(Over The Air)を通じてソフトウェアの安全な更新を可能にし、製品のライフサイクル全体で管理できるようになります。特に、今後はミツフジ株式会社が提供する生体情報を取り扱うウェアラブルデバイスにこの技術の適用が期待されています。
このセキュリティ実装の検証は、協議会の技術/標準化委員会によって行われ、サイバートラストとラムバスが採用した「セキュリティ・バイ・デザイン」の原則に基づいて、これらの開発が適切に実施されているかを評価します。協議会は、検証を通じて得た知見を基にして、IoT機器に関するセキュリティ基準の制定を進める方針です。
また、セキュアIoTプラットフォーム協議会は、世界のIoT機器とサービスに対して安心・安全な基盤を構築することを目指しています。日本の産業界の知見を結集し、オープンイノベーションを促進することで、IoT機器の製造段階から、クラウド上のサービスに至るまでの包括的なセキュリティ標準化に挑戦しています。この協議の進捗は、今後も注目されるでしょう。
さらに、サイバートラストは2017年に設立され、先端技術を活用したIoT向けセキュリティ事業を展開しています。ラムバスもまた、先進的な技術を駆使してデータセンターからモバイル端末に至るまで幅広く対応する製品を提供しており、両社の協力は今後のIoTセキュリティの発展に寄与することでしょう。特にミツフジは、長い歴史を持ち、ウェアラブルIoT技術の分野で革新を続けています。こうした日本発の技術革新がもたらす未来に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会
- 住所
- 東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山森タワー35階
- 電話番号
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