アイダ設計、国際住宅建築賞での快挙
株式会社アイダ設計が、国際住宅建築賞「Future House International Residential Award 2025」において、同社が手がけた3作品が「個人宅(Private home)」部門で見事に受賞しました。この栄誉は、顧客のニーズに応えたデザイン性と機能性が組み合わさった成果と言えるでしょう。
この賞は、アメリカのGlobal Design Newsとシカゴ・アテネウム建築・デザイン博物館が主催しており、世界中の建築家が参加する国際的なコンペティションです。観客は「小屋からペントハウスまで」とのスローガンの元、革新性、持続可能性や美的価値を兼ね備えた住宅を評価します。今年は、プリツカー賞の受賞者である坂茂氏の作品も含む全65作品が選ばれました。
受賞作品の詳細
HOUSE K
この作品は、公園に面した2階建ての住宅として設計されています。黒の3枚のプレートで構成された外観に白いボリュームがバランスよく配置されています。2階中央にはテラスが設けられており、そこにシンボルツリーが植えられています。このデザインにより、穏やかな木漏れ日が室内に差し込み、居心地の良い空間が生まれます。
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砧の家
狭小である3.6mの敷地を最大限に活用した親子3人のための住宅です。法律に基づく厳しい制限を乗り越えながらも、十分な空間を創出。隣接する住宅との距離を考慮して設けた中庭は、ウッドデッキや緑化壁に囲まれたプライベートな空間となっています。
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HOUSE S
限られた敷地を3層で最大限に活用し、3枚のプレートによって心地よいリズムを生み出した居住空間です。外部環境とのつながりを維持しつつ、プライバシーを保つための壁やゲートが効果的に設置されています。
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結論
アイダ設計は、これからも顧客の多様なニーズに応えるため、デザインの質と機能性を追求して美しい住まいを提供し続けることを目指しています。このたびの受賞は、その努力が評価された証であり、今後の展開が非常に楽しみです。