澤藤園が最高金賞
2025-04-10 14:33:41

東京都府中市の澤藤園が全国トマト選手権で最高金賞受賞

2025年4月9日、東京都のNSE貸会議室で開催された第4回全国トマト選手権のミディアム部門において、東京都府中市にある澤藤園が出品した『さわとまと甘美』が最高金賞を受賞しました。このコンペティションは、農産物の価値向上を目指すイベントで、全国から集まった48品のトマトが厳選された味覚評価を受けました。

澤藤園が栽培している「さわとまと」シリーズは、ココナッツのヤシガラを用いて行われるユニークな栽培方法によって、甘みと旨味が見事に凝縮されたフルーツトマトです。高糖度(平均9度以上)のトマトであり、酸味とえぐみを抑えた食感は絶品です。審査員からはその味わいに対し高い評価が寄せられました。特に、「噛むほどに甘みと旨味が溢れ出てくる」とのコメントもあり、その美味しさが際立つ結果となりました。

今回の選手権では、33名の野菜ソムリエが出品された全トマトを評価し、それぞれの果物の特性を生かした審査が行われました。評価は全てのトマトの産地や生産者情報を伏せた状態で行われ、純粋な味覚での判定となったため、より公平性が保たれました。

澤藤園の他にも、金賞には埼玉県の小林園芸が栽培した『薄皮チョコトマト』や、兵庫県の松井農園の『プレミアムトマト』が選ばれました。それぞれの生産者が特有の栽培方法と高い品質を求めてさまざまな工夫を凝らしていることが、受賞理由として挙げられました。

銀賞には大分県の真那井トマト農園生産組合の『トマ王 潮』と、宮崎県の奈須農園の『七変化』がその座を獲得。また、銅賞には北九州市の株式会社Natureが出品した『和炭特選トマト』、宮崎県の瓦田が栽培した『瓦田こいとまと』が選ばれ、各地点の熱い農業精神が詰まったトマトが評価されました。

審査員によると、今年の選手権では特に味の濃さやうま味が際立ったトマトが多く、これらのトマトは食べる人々を笑顔にし、幸せな気持ちにさせるものでした。大会の成功は生産者の努力の賜物であり、各地域の農業の活性化に寄与することが期待されています。

次回のイベントとして「全国ミニトマト選手権」が計画されており、今後もこのような評価会を通じて日本の農業が広がりを見せることを願います。

澤藤園は、自園のトマトをさらに多くの人に知ってもらうため、地域イベントなどで活動を展開しています。また、トマトに関心のある方々には、同園の公式ウェブサイトを通じて最新情報が提供されています。


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会社情報

会社名
フードディスカバリー株式会社
住所
東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア 1F
電話番号
03-6278-8829

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