ブラッコ・ジャパン合併へ
2024-07-01 08:42:09

ブラッコ・ジャパンとアシスト・ジャパンが合併、画像診断・インターベンション領域で新たなソリューション提供へ

ブラッコ・ジャパンとアシスト・ジャパンが合併、画像診断・インターベンション領域で新たなソリューション提供へ



画像診断領域のリーディングカンパニーであるブラッコ・ジャパン株式会社と、心臓疾患領域における高度イメージングモダリティのパイオニアであるアシスト・ジャパン株式会社が、2024年7月1日に合併することを発表しました。存続会社はブラッコ・ジャパンとなります。

ブラッコ・ジャパンは、イタリアのBracco Imaging S.p.A.とエーザイ株式会社の合弁会社として1990年に設立されました。30年以上、画像診断領域における高品質の医薬品を製造販売しており、2023年3月にはエーザイとの合弁を解消し、2024年4月からは単独での製品販売を開始しています。

一方、アシスト・ジャパンは、Bracco Medical Technologiesの日本法人として2007年5月に設立されました。2017年6月からは自動造影剤注入装置などの医療機器の直接販売を開始し、心血管インターベンションおよび診断の手技の簡便化につながるソリューションを提供してきました。

今回の合併により、ブラッコ・ジャパンとアシスト・ジャパンは、それぞれの強みと長年の経験を結集し、ブラッコの優れた製品群をより効果的に医療関係者に提供することが可能になります。

ブラッコ・ジャパンの代表取締役社長である坂本哲章氏は、「高齢化が急速に進む日本社会において、画像診断をはじめとする早期診断、早期治療の必要性はますます高まっています。今回の合併によって、予防医学と精密画像の未来を創造し、人々の生活を向上させるというブラッコの目的(パーパス)を果たすため、より一層邁進していく所存です。」と述べています。

今回の合併は、両社の強みを活かした新たなソリューション提供を可能にするだけでなく、高齢化社会における医療ニーズの高まりに対応し、より質の高い医療サービスを提供することに貢献することが期待されます。


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