保育マッチングサービスmitete、キッズデザイン賞を受賞し子育て支援へ一歩前進

近年、子育て環境をより良くしようとする取り組みが進んでおり、その中で特に注目されているのが保育マッチングサービスの「mitete」です。最近、このmiteteが『第18回キッズデザイン賞』の「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」を受賞しました。この受賞は、子どもたちが安全に育ちやすい社会の実現に向けた大きな一歩となることでしょう。

キッズデザイン賞とは

キッズデザイン賞は、公益財団法人キッズデザイン協議会が主催するもので、2007年から始まりました。子どもたちが安全に暮らすこと、感受性や創造性を豊かに育むこと、そして子どもを産み育てやすい社会を作ることを目的としています。この賞は、製品やサービス、空間、活動、研究の中から優れたものを選定し、広く社会に広めることを目指しています。

受賞部門には、子どもたちの安全・安心に貢献するデザインや、子どもたちの創造性を育むデザインなどがあり、miteteはその中でも子どもを産み育てやすいデザインの評価を受けました。これは、保育の必要性が高まる中で、保護者にとっての利便性や、保育園における資源の有効活用を目指したサービスが功を奏した結果だと言えるでしょう。

miteteの特徴

miteteの主な特徴は、スマホ一つで保育園に繋がることができるシステムです。ユーザーは簡単に保育園を検索し、情報を確認できるだけでなく、興味のある保育園に直接見学や一時保育の申し込みが行えるのです。これは、保護者だけでなく、保育園側にもメリットがあります。保育園は、空いている枠をアピールできる機会が与えられ、潜在的な利用者にその存在を知ってもらえるチャンスを提供します。

現在、このサービスは東京都、福岡県、神奈川県の3つの地域で展開されています。今後はさらにエリアを拡大し、全国の保育園とつながることを期待しています。miteteの理念は、まさに「子どもをちょっとだけ『みてて』ほしい」と願う保護者のニーズに応えることにあります。

キッズデザイン協議会について

キッズデザイン協議会は、子どもたちの安全を高め、健康的な成長と発達を促進するための社会環境を創造することを目的とするNPO法人です。多くの企業、自治体、教育機関、医療団体などが協力し合い、子育て支援のためのさまざまなプロジェクトを進めています。設立以来、協議会は子育て家庭が直面している課題の解決に向けた活動を行っています。