74歳農家の挑戦!
2024-06-27 12:50:26

74歳イノベータ農家、環境配慮型農業で「丸えんぴつなす」収穫!次世代農業モデルを提示する「みんなの畑プロジェクト」とは?

74歳のイノベータ農家が環境配慮型農業に挑戦!



新潟県上越市で、74歳の農家 しだれ桜氏が、環境に優しい「宙炭」を用いて栽培した「丸えんぴつなす」の収穫を迎えました。この取り組みは、農業web3コミュニティ「Metagri研究所」が推進する「みんなの畑プロジェクト」の一環で、次世代の農業モデルを提示する新たな一歩として注目を集めています。

# 宙炭を用いた環境配慮型栽培とは?



しだれ桜氏が栽培する「丸えんぴつなす」は、環境負荷を低減し、土壌の健康を改善する効果を持つ「宙炭」を使用しています。宙炭は、炭の一種で、以下の点で環境と野菜の品質向上に貢献します。

CO2の吸収: 宙炭は土壌に混ぜることで、大気中のCO2を長期間にわたって土壌に閉じ込め、温室効果ガスの削減に役立ちます。
土壌改良: 宙炭の多孔質構造は、水や養分を効率的に保持し、乾燥や水不足に強い土壌を作ります。
有害物質の削減: 宙炭は土壌中の有害物質を吸着し、土壌や地下水の汚染を防ぎます。

# 美味しさと栄養価の秘密



宙炭を使用することで、野菜の栄養価も向上します。

栄養分の供給: 宙炭は、植物が必要とする栄養素を効率的に供給し、健康で栄養価の高い野菜を育てます。
水分保持: 宙炭の多孔質構造は、土壌中の水分を効果的に保持し、ジューシーで美味しい野菜を育てます。
病害虫の抑制: 宙炭は有害な微生物を抑制し、健康で美味しい野菜の生育をサポートします。

# 「みんなの畑プロジェクト」とは?



「みんなの畑プロジェクト」は、Metagri研究所が主導する、農業とweb3を融合させた新しい農業モデルです。このプロジェクトは、単に農作業をするだけでなく、コミュニティ全体が多様な方法で関われる「DAO(分散型自律組織)」を目指しています。

ECサイトでの販売: 栽培した農作物をECサイトで販売し、オンラインショッピングを通じて幅広い消費者に届けます。
体験型イベントの企画: 農業体験イベントを企画し、都市部の人々が農業に触れる機会を提供します。
SNSでの広報: SNSやブログを通じて、プロジェクトの活動やイベントを広報し、参加者を増やします。
半農半Xのライフスタイル: 週末は畑で農作業を行い、平日はリモートワークで仕事をするような「半農半X」のライフスタイルを推奨します。
* 商品開発: 収穫した農作物を使った新しい商品やレシピを開発し、販売戦略を立案することで付加価値を高めます。

# 74歳農家の挑戦



しだれ桜氏は、年齢にとらわれず、web3という最先端のテクノロジーに果敢に挑戦しています。彼はデジタルツールを駆使し、農業の効率化や情報共有を推進し、コミュニティ全体に大きな影響を与えています。

しだれ桜氏は、かつて新潟市や東京都でシステムエンジニアとして働いていましたが、55歳の時に故郷へ戻りました。都会での生活を送りながらも、週末には故郷で農業やスキーを楽しんでいました。

「第二の人生は夢を抱いてアナログの世界へ」という考えから早期退職を決意し、「子どもの頃に食べて美味しかった野菜や米、お餅を多くの人々に届けたい!」という思いから、妻と2人で耕太郎農園を立ち上げました。

# 耕太郎農園の理念



耕太郎農園は、故郷である上越市安塚が育んだ「ふるさとの味」を大切にしています。清らかな水と空気が育んだ味を大切にし、愛情あふれるふるさとの味で多くの人々を笑顔にすることを目指しています。しだれ桜氏の努力と情熱は、「みんなの畑プロジェクト」においても、その理念を体現し続けています。

# 今後の展開



Metagri研究所は、「丸えんぴつなす」の苗木権や旬の野菜セット、オンライン観光農園チケット、丸えんぴつなすスポンサー権などの商品・サービスを7月初旬から販売開始予定です。

# Metagri研究所について



Metagri研究所は、キーワード「農業×web3」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組むコミュニティです。2022年3月より活動をスタートし、2024年6月現在では1,000名近い方々が参加しています。

Metagri研究所は、独自トークン発行によるトークンエコノミー「FarmFi」モデルの構築、会員証NFTホルダー限定のイベント企画運営、農業とweb3、生成AI技術などの新技術を組み合わせた実証実験、地方創生×web3支援パッケージ構築と導入支援など、様々な取り組みを予定しています。

これらの取り組みを通じて、Metagri研究所は持続可能な農業の実現と、web3や生成AI技術を活用した新たな農業モデルである「FarmFi構想」の確立を目指しています。

農業にweb3や生成AI技術を掛け合わせた取り組みに興味のある方は、ぜひMetagri研究所のコミュニティにご参加ください。


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