生物多様性データ公開
2024-07-03 09:51:34

AOSデータ社、DataMart.jpで生物多様性オープンデータを公開!AI活用で地球の未来を守る

AOSデータ株式会社は、企業データとAIの活用を支援する会社です。同社は、生物多様性分野の研究者、政策立案者、企業、市民向けのデータコマースプラットフォーム「DataMart.jp」に、生物多様性に関するオープンデータを公開しました。

このデータには、生物の多様性、保全状況、遺伝的情報などが含まれており、地球の生態系の保護に役立つと期待されています。AOSデータ社は、データの透明性を確保し、データ駆動型のアプローチを通して、課題解決を目指しています。

生物多様性は、地球上の生命の豊かさを表す重要な指標です。近年、環境破壊や気候変動の影響により、多くの生物が絶滅の危機に瀕しています。正確なデータに基づいた研究や政策立案、教育、市民参加は、生物多様性を守るための重要な手段となります。

なぜ生物多様性データの公開が重要なのか?

生物多様性の減少と絶滅危機:気候変動、環境破壊、乱獲、外来種の侵入などにより、多くの種が絶滅の危機に瀕しています。正確なデータは、絶滅危惧種の特定や保護活動に不可欠です。
気候変動の影響:気候変動は、生物の生息地や生態系の機能に影響を与えています。気候データと生物多様性データを統合することで、気候変動の影響をより深く理解し、対策を講じることが可能になります。
持続可能な開発目標(SDGs)への貢献:国連のSDGsでは、生物多様性の保全が重要な目標として掲げられています。データに基づいた政策立案と実践が、SDGsの達成に貢献します。
科学研究と技術革新:生物多様性データは、科学研究の基盤となります。新種の発見、種の分布の変化、遺伝的多様性の解析など、様々な研究分野で活用されています。技術革新により、リモートセンシング、環境DNA分析、機械学習などの手法を用いたデータ収集と解析が可能となり、研究の効率が向上しています。
市民科学と教育:市民科学プロジェクトは、一般市民が生物多様性データの収集に参加することで、広範なデータを提供しています。これは、科学研究への貢献だけでなく、一般市民の環境意識向上と教育にも役立ちます。
政策立案と管理:政府や国際機関は、生物多様性データに基づいて、保全政策や管理計画を策定しています。データに基づいた意思決定は、効果的で効率的な保全戦略の策定に不可欠です。
国際協力とデータ共有:生物多様性は国境を超える問題であり、国際的な協力が必要です。オープンデータは、国際的なデータ共有と協力を促進し、グローバルな課題に対する統一的な対応を可能にします。

生物多様性データの内容

「DataMart.jp」に公開される生物多様性データには、以下の情報が含まれます。

種多様性データ:観察記録、写真・音声データ、標本データ、識別情報、DNAバーコードなど
生息地多様性データ:生態系タイプ、生息地範囲、土地利用、生息地の健康状態、植生タイプなど
遺伝的多様性データ:遺伝資源、ゲノムデータ、遺伝的変異、DNAシーケンス、交配データなど
分類学データ:分類リスト、命名情報、形態データ、分子分類、新種記載など
生物地理データ:分布範囲、生息地マッピング、生物地理区分、移動パターン、生物地理モデルなど
生態学データ:相互作用、生態系サービス、種間関係、環境変動、生態学的プロセスなど
環境データ:気候データ、水質データ、土壌データ、大気データ、環境モニタリングデータなど
保全データ:保全ステータス、保護区データ、保全活動、脅威評価、保全政策など
人間活動データ:土地利用、汚染データ、観光データ、資源利用、開発プロジェクトなど
市民科学データ:市民観察記録、市民科学プロジェクト、教育活動、参加者データ、観察データの精度など
教育データ:教材データ、教育プログラム、ワークショップ、教育資源、フィールドトリップなど
政策データ:環境政策、保全戦略、国際協定、政策評価、ガイドラインなど
経済データ:エコツーリズム、生物資源利用、環境経済評価、持続可能な利用、市場データなど
文化データ:伝統的知識、文化的景観、文化遺産、祭りと行事、教育と普及など
技術データ:リモートセンシング、GISデータ、データ解析、モバイルアプリ、データベースなど
* 健康データ:生態系と健康、動物由来感染症、環境と公衆衛生、健康リスク評価、栄養データなど

これらのデータは、生物多様性の保全、研究、教育、政策立案などにおいて重要な役割を果たします。

データの共有・活用とDXの推進

AOSデータ社は、「Data to AI®」を掲げ、AI・DX時代のデータ活用を支援しています。同社は、データのライフサイクル全体を管理するための様々なソリューションを提供しています。

「DataMart.jp」は、企業間のデータ売買マーケットプレイスであり、企業データが資産として売買されるDXを推進します。

「DataMart.jp」を支える技術

「DataMart.jp」は、AOSグループのリーガルテック技術、クラウドバックアップ技術、データ管理技術、VDR技術を融合して開発された、安全なデータのやり取りと共有および保管システムです。

生物多様性データプロバイダーの募集

AOSデータ社は、生物多様性の未来を共に築くため、質の高い生物多様性データを提供していただけるデータプロバイダーを募集しています。

AOSデータ株式会社は、クラウドバックアップサービス「AOSBOX」を始めとした様々な製品・サービスを提供しています。2020年8月には「リーガルデータ事業」を事業承継し、データ管理ソリューションを強化しています。さらに、2021年4月からはAI・DX事業部門を融合し、産業DXを推進するデータプラットフォームの会社へと進化しています。


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