AIマネージャー資格登場
2021-04-26 08:00:02
新しいAI人材育成のカギとなる人工知能プロジェクトマネージャー資格試験の開設
2021年5月1日より、待望の人工知能プロジェクトマネージャー資格試験の受験申し込みがスタートします。この試験は、AIプロジェクトを円滑に進行させるために必要なスキルと知識を身につけることを目的としています。
近年、企業でのAIの活用は急速に進展しており、調査や実験段階から実社会への実装へとシフトしています。しかし、AI関連技術の普及に対して、それを扱う人材が圧倒的に不足している現状があります。経済産業省が2019年に発表した報告書によると、日本では2019年時点で既に約17万人が不足しており、2030年にはなんと79万人に達する見込みです。これは企業がAIを活用する上で大きな課題となっています。
AIプロジェクトにおいて重要なのは、ただプログラミングの知識を持つだけでは不十分で、実際に技術的なアドバイスをしながらプロジェクト全体を管理する能力が求められます。これを担うための人材が、現場での実績やマネジメントのスキルを持つことが必要です。しかし、現状ではそうしたマネージャー人材が極めて不足しています。そこで新しい資格認定制度が設けられました。
一般社団法人新技術応用推進基盤は、日本初の人工知能プロジェクトマネージャー資格試験を通じて、AIマネジメントスキルを持つ人材の育成を目指しています。この試験は、企業が求めるスキルを身に付けることができるだけでなく、受験者自身のキャリアアップにも繋がるでしょう。
試験の詳細は、公式ページ(https://newtech-ma.com/)で確認できます。ここでは受験申し込みだけでなく、試験シラバスやサンプル問題、さらには推奨学習書籍などの情報も提供されます。多くの企業がAI技術の導入に取り組む中、受験者は業界のニーズに合ったスキルを身につけることができます。
また、今回の資格試験は個人受験者だけでなく、企業が社員に受験を奨励する際の基準としても活用できるため、対外的なスキル証明にも役立ちます。さらに、教育機関でもこの資格を講座の修了基準にすることで学生の就職活動を支援する役割が果たせます。
この資格には、マネージャーの視点に立った試験内容が含まれており、AI技術に必要な知識を網羅しています。特に、最近注目されているAIに関する法的問題やデータ管理、ネットワーク構築の知識も出題されるため、実務に即した内容となっています。
試験シラバスに基づいた出題形式は、90分間で78問が出題され、合格基準は約85%の正答率です。試験はWEBで受験でき、受験者の負担を軽減する工夫がされています。
AIに関する資格取得は、今後のキャリアに大きな影響を与える要素となります。この機会に、自宅でキャリアアップを目指し、AIプロジェクトマネジメントのスキルを身につけることに挑戦してみてはいかがでしょうか。幸い、この試験がその手助けとなることでしょう。
一般社団法人新技術応用推進基盤では、今後もAI関連の資格試験や学習支援の提供を予定しています。最新の技術に追随するために必要な学びを提供し、業界の発展に寄与していく所存です。
会社情報
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一般社団法人新技術応用推進基盤
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