自発的行動を促進する新しい対話手法「メタファシリテーション」
TAC株式会社は、2025年6月6日(金)に人事・教育担当者を対象にした「メタファシリテーション」ワークショップを開催します。この新たな対話アプローチは、社員の自立心や主体性を引き出すことを目的とし、特に困難な現場において効果を発揮します。
自発的な行動を促す背景
多くの人事担当者が日常的に直面する問題は、部下やメンバーに対して「なぜ?」や「どうして?」と問いかけてしまうことです。このような問いかけは、逆に相手の自発的な行動を妨げることもあります。本ワークショップでは、この問題に対処するための具体的な手法として「メタファシリテーション」を紹介します。
メタファシリテーションの特徴
メタファシリテーションは、認定NPO法人ムラのミライから生まれたもので、特に国際協力の現場で実績があります。この手法の主な特徴は、「事実質問」を用いることで、相手が自ら状況を客観視し、解決策を導き出すように促す点です。「なぜ?」を使用せず、事実に基づいた問いを投げかけることにより、より深い気づきを得ることができます。
このワークショップには、地域医療の現場でメタファシリテーションの実践を行っている平野貴大氏が講師として参加します。彼はビジネスや国際協力の場における具体例を交えて、メタファシリテーションの重要性とその実践方法を解説いたします。
対象とする方々
このワークショップは、以下のような方に特にお勧めです。
- - 社員の主体性を引き出す新しいコミュニケーション手法を求めている方
- - 1on1のセッションやキャリア面談の対話力を向上させたい方
- - 当事者が自ら行動を起こすような対話手法を習得したい方
- - 事実質問を用いたメタファシリテーションに興味を持つ方
- - 部下の自律性を育てたいマネージャーやリーダー
自発的行動を促すための問いかけ方
リーダーやチームメンバーが行動を変容させるために重要なのは、単なる「伝え方」ではなく、効果的な「問いかけ方」であると言えるでしょう。メタファシリテーションを通じて、具体的な技術やノウハウを学び、実践することで、職場におけるコミュニケーションの質が向上し、個々の行動変容を促すことができるのです。
セミナーの詳細
- - 開催日: 2025年6月6日(金)
- - 時間: 16:30~20:00
- - 形式: セミナー形式(開場)
- - 参加料: 無料(要予約)
- - 定員: 30名(1社2名まで)
- - 申込締切: 定員に達し次第終了
参加希望者は、以下のURLより申し込む必要があります。詳細や申し込みに関する情報もそちらでご確認ください:
申込URL
講師プロフィール
平野 貴大氏は、ムラのミライの外部コンサルタントであり、認定メタファシリテーション®トレーナーでもあります。青森県出身で、地域医療に従事する傍ら、メタファシリテーションの普及と実践を通じて人材育成に貢献しています。地域医療や国際協力の現場で蓄積した経験を基に、多くの人にこの手法を伝えています。
今後、メタファシリテーションの魅力やその実践方法を通じて、自発的な行動変容を促す鍵を手に入れましょう。