小豆島オリーブ祭
2018-11-07 16:00:43
石川さゆりさんが祝う香川県小豆島オリーブ収穫祭110周年
小豆島オリーブ植栽110周年記念収穫祭
2018年10月19日、香川県土庄町の「樹齢千年のオリーヴ大樹」にて、『香川県・小豆島オリーブ植栽110周年記念収穫祭』が盛大に開催されました。この特別なイベントには、著名な歌手、石川さゆりさんが特別ゲストとして参加し、参加者とともにオリーブの収穫を楽しみました。
この収穫祭では、今年110周年を迎えたオリーブ栽培の歴史を振り返り、これまでの先人たちへの感謝と、今後のオリーブ産業および小豆島の観光産業のさらなる発展を祈念しました。戦後すぐの1950年に、昭和天皇がこの地を訪れた際に植えたオリーブが、今も成長していることを考えると、このイベントの重要性がうかがえます。
石川さゆりさんとの特別な体験
石川さんは、参加者と共にオリーブを手摘みしながら、笑顔で談笑。彼女は約35年前に発表した楽曲「波止場しぐれ」が島の情景を描いたもので、以来、小豆島とのご縁が続いています。また、今年リリースされた「オリーブの島」という曲も、小豆島を舞台にしており、彼女の思い出がつまった歌として親しまれています。
収穫祭には、香川県知事代理や地元行政の方々も参加し、石川さんにオリーブリースが贈呈されました。彼女は、「小豆島が変わっていないことが素晴らしい」と語り、今後も島の豊かな自然と人々の幸せを歌で伝えたいと表明しました。
参加者たちは、石川さんとの会話を通じて、この日は特別な思い出になったと口々に語りました。年齢層も幅広く、20代から70代の女性たちが参加し、和気あいあいとした雰囲気で終始笑顔の収穫祭となりました。収穫されたオリーブの総量は、65.25kgに達しました。
久しぶりの小豆島の思い出
参加者の一人は、自身が小豆島に嫁いできてからの思いを述べ、「この貴重な体験を通じて、初心を思い出し、新たな気持ちで頑張りたい」と語りました。その背後には、島外からの新しい風が、小豆島の文化や価値観をさらに豊かにしているという気持ちがあります。
石川さゆりさんもまた、この土地が持つ独特の静けさと温かさを感じ、オリーブを収穫しながら、島民の方々の幸福な笑顔を思い描いていました。「オリーブは何を見てきたのだろう」と思いを巡らせ、未来の幸せを願う言葉を述べました。
2023年に迎える116周年へ向けて、小豆島のオリーブはますます重要な資源となり、地域活性化に寄与しています。今回の収穫祭は、島の歴史を感じつつ、未来へとつながる大切な機会でした。石川さゆりさんの歌声とともに、オリーブの美しい実りが人々の心に響き渡る日々が続いていくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 小豆島観光協会
- 住所
- 香川県小豆郡小豆島町西村甲1896-1
- 電話番号
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0879-82-1775