QNAPがJC-STAR Level 1認定を取得
QNAP株式会社は、自社のNAS製品が、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営するIoT製品セキュリティ適合性評価制度「JC-STAR」のLevel 1において適合したことを発表しました。この認定により、企業や自治体はネットワークストレージ製品選びの際に、セキュリティの基準を確認し、安心してQNAPのNASを検討できるようになります。
JC-STARとは
この制度は、IoT製品が持つべきセキュリティ要件への適合状況を評価し、可視化するもので、Level 1では基本的なセキュリティ要件が満たされていることが示されます。特に、情報システム部門や自治体、医療機関などで、高いセキュリティ要求が求められる企業にとって、非常に重要な指標になるでしょう。
NASの役割
NAS(Network Attached Storage)は、企業のファイル共有やバックアップ、映像の保存、さらには仮想化環境のストレージとして用いられます。最近では、ランサムウェア対策としても欠かせない存在です。これに伴い、製品の機能や性能だけでなく、そのセキュリティへの取り組みも確認することが重要視されています。
QNAPのNASがJC-STAR Level 1に適合したことで、製品選定時のセキュリティ確認がしやすくなります。特に、特定のセキュリティ要件を満たす必要がある企業や機関にとって、これは大きな利点になります。
セキュリティ機能の強化
QNAPは、OSやアプリケーションの定期的なアップデート、脆弱性情報への対応、アクセス制御やスナップショット、バックアップ機能、WORM、Air Gap構成など、多岐にわたるセキュリティ強化を推進しています。今回のJC-STAR適合は、こうした取り組みの一環として実現しました。
また、QNAP NASに搭載されているセキュリティ機能には、多要素認証や不正利用を防ぐ通信制御、マルウェアスキャンなどがあり、安定した運用を支援します。これにより、企業や自治体は安心して自社のデータを保管・管理できる場所を選ぶことが可能になります。
NAS製品の適合一覧
JC-STAR Level 1に適合した主な製品には、
- - TS-64シリーズ
- - TS-73Aシリーズ
- - TVS-h74シリーズ
- - TS-h77Aシリーズ
- - TS-h87シリーズ
- - TS-h90シリーズ
作品などが含まれます。詳細は公式サイト及びIPAの適合製品リストにて確認できます。これにより、今後NASの選定や提案を行う際には、これらの製品が有力な選択肢となることでしょう。
データ保護とバックアップ機能
QNAPはデータ保護のために、迅速な復旧が可能なスナップショット機能や、Hybrid Backup Sync(HBS)による安全なバックアップ、クラウドとの連携を提供しています。また、ZFSベースのモデルでは、WORM機能を活用し、データの不正変更を防ぐことができ、これによりランサムウェア対策を強化することができます。さらに、Airgap+ソリューションを利用することで、不正なアクセスからバックアップデータを守る手段を提供しています。
結論
QNAPは、今後も企業や組織の重要データを守るストレージベンダーとして、セキュリティの向上と情報提供の強化に努めてまいります。このJC-STAR Level 1認定は、企業にとって安心できるストレージ選択の指標となることでしょう。NASは、データ保管の重要な基盤であり、今後ますますその重要性が高まるに違いありません。
このように、QNAPのNASは、信頼性高いストレージソリューションを提供し、企業のデータ保護と安全なIT環境の運用を支援するための強力なパートナーとなることが期待されます。