unerryと楽天インサイトが自社プロダクトを連携
株式会社unerryは、リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営している企業です。この度、楽天インサイト株式会社が提供する位置情報調査分析ツール「R-GEO Data Insight」との連携を発表しました。これにより、従来は難しかった様々な専門的な調査が、実行動データに基づいて行えるようになります。
「R-GEO Data Insight」とは
「R-GEO Data Insight」は、ユーザーのGPS位置情報を元に特定エリアや施設への訪問理由を明らかにするためのツールです。楽天グループのポイ活アプリ「Super Point Screen」を通じて、ユーザーから得られた位置情報を使い、アンケートを実施することで訪問者の行動パターンを分析しています。
今回のonerryとの連携により、これまで以上に高度なデータ解析が可能となります。特に、電車広告や駅広告の効果測定、さらに複数階に分かれた商業施設内のテナント利用状況を把握することができ、より具体的な利用者行動の理解が進むことが期待されます。
Beacon Bankの強み
unerryの「Beacon Bank」は、スマートフォンアプリから月間840億件以上、約4.2億IDの人流ビッグデータをリアルタイムで蓄積しています。特許技術を活用し、日本国内はもちろん、米国や中国のビーコンネットワークとも連携し、屋外のGPSデータや underground におけるデータを統合しています。これにより、屋外だけでなく、屋内における個人の動きも正確に把握することができます。
このようなデータの統合により、マーケティング活動やビジネス戦略に活かすための多種多様なデータ分析が可能となるのです。また、他社の購買データや視聴データとの連携も進めており、データをより充実させることで、実社会の多面的な理解が可能になります。
スマートシティの実現に向けて
unerryは、消費者行動の可視化や地域活性化といった目的で「スマートシティ」の実現を目指しています。「Beacon Bank」と「R-GEO Data Insight」の連携は、こうした未来の実現に向けた一歩となります。これからもunerryは、心地良い社会の構築を実現するために、他社と積極的にパートナーシップを結び、コラボレーションを強化していく方針です。
今後の展望
データの活用は、法令やユーザーの許諾が必要ですが、連携によりより多くの人々との接点を持つことで、個人が暮らしやすい社会を作る取り組みは今後も展開されます。unerryが目指す「unerry,everywhere」の実現に向け、これからの展開に引き続き注目です。
興味のある方は、「R-GEO Data Insight」のサービスサイト
こちらもご覧ください。また、株式会社unerryの詳細については公式サイト
こちらをご確認ください。