ASEAN地域の高校生がオンラインで学ぶ!
2024年8月、220名のASEAN地域の高校生が、オンラインプログラム「JENESYS」を通じて気候変動やエネルギー、環境について学びます。このプログラムは、外務省が推進する「対日理解促進交流プログラム」の一環として実施され、日本の高校生との交流を通じて日本文化の魅力を体験する絶好の機会となっています。
プログラムの概要
「日ASEANオンライン高校生交流」と題されたこのプログラムは、ASEAN10か国および東ティモールから各国20名ずつ、合計220名の高校生が参加します。プログラムは2024年8月20日から24日までの5日間にわたって行われ、東京、北海道、宮城県を訪問地として設定されています。
プログラムの日程
オリエンテーション、参加者間の交流、日本理解講義が行われます。
テーマ別の講義や視察が行われ、参加者は各グループに分かれて関連講義を受講します。具体的な訪問先には、宮城県南三陸町や東京都、北海道の講師が登場します。
学校交流が行われ、参加者は現地の高校生との交流を通じて、日本の教育や文化についてより深く理解します。
外務省による日ASEAN関係についての講義とワークショップが行われます。
日本文化の体験として風呂敷包み体験があり、最終的には参加者による報告会が実施されます。
バイリンガルな教育
本プログラムは、英語と日本語の両方で行われ、参加者は日本の文化や環境問題について学ぶだけでなく、言語能力の向上にもつながります。特に、気候変動や持続可能なエネルギーについての意見交換を通じて、ASEAN諸国の高校生は自国および日本の違いを理解し、国際的な視野を広げることが期待されています。
JENESYSプログラムの意義
「JENESYS」は、日本とアジア大洋州諸国間の人的交流を強化することを目的とした事業であり、海外の青年たちに日本への関心や理解を促進することを目指しています。参加者たちが日本の魅力を発信し、自国に戻ってからも密接なつながりを保つことが期待されています。
このような交流を通じて、ASEANの高校生たちは、日本の環境問題に対するアプローチや実践を直接体験し、自らの地域での問題解決に向けた意識を高めることでしょう。
お問い合わせ
このプログラムに関する詳細は、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の国際交流部までお問い合わせください。お問い合わせフォームは
こちらからアクセスできます。彼らの活動を通じて、多くの高校生が新たな視野を得ることを願っています。