釜石と能登を結ぶ新たなコーヒー文化の発信地
2026年3月11日、釜石に新たな拠点「Happiece Coffee Laboratory」がオープンします。この店舗は、東日本大震災から15年を迎える特別な日に合わせて設立され、まさに復興支援を狙った空間になります。
経緯と背景
Happiece Coffeeは、岩手県釜石市に位置する移動式コミュニティカフェです。震災直後から、キッチンカーを使って被災地にフェアトレードコーヒーを届ける活動を続けてきました。このような背景から、今回の固定店舗オープンに至りました。釜石市の代表である岩鼻伸介氏は、震災当日の思いを胸に、新たな交流の場を創出したいという強い願いを持っています。
クラウドファンディングによって、多くの方々からの支援を得て、約380万円が集まりました。この支援金を活用することで、Happiece Coffeeは「フェアトレード」と「被災地支援」を軸にした実験的な空間を提供します。
店舗の特徴とコンセプト
Happiece Coffee Laboratoryは、フェアトレードコーヒーに関する研究・発信の拠点として機能するとともに、異なる地域の被災者同士をオンラインでつなぐ交流の場ともなります。予約制のコース仕立てで、複数のコーヒーを楽しむ体験を提供します。これにより、コーヒーの味わいだけでなく、その背後にある物語や製法も知ることができます。
また、災害が多発する時代において、連携や共有の重要性を広める“つながりの拠点”としても機能します。店主の岩鼻氏は、被災地支援に向けた意識を高めるために、この場所を重要なライフワークに位置付けています。
グランドオープンの意味
3月11日は多くの人にとって特別な日であり、「黙とうの後に何をしていいか分からない」という声もあります。岩鼻氏は、この日をオープン日に選び、避難所で不安を抱えていた人々にコーヒーを飲む場を提供することにしました。釜石での「この日」の思い出を思い出させるために、無料のコーヒーを提供する予定です。
未来へのつながり
Happiece Coffee Laboratoryの開店日は、能登半島地震の被災地とのつながりも大切にしています。オープン当日には、能登の被災者が釜石に駆けつけ、共にこの特別な日を祝う予定です。コーヒーを通じた支援の形が、さらに広がっていくことを願っています。
釜石のコミュニティとコーヒー文化の理解
Happiece Coffee Laboratoryは、釜石の地域においても有名チェーンが少ない中、コーヒーの豊かな時間を提供することを目標としています。この地域でのコーヒー文化の醸成を図り、豊かな時間を共有するために取り組んでいます。
最後に
Happiece Coffee Laboratoryは、ただのカフェではなく、復興とつながりのシンボルです。15年後の3月11日に、あの日の思いを胸に、皆でコーヒーを通じてつながる場所をぜひ訪れてみてください。皆様の支援をお待ちしています。