奄美大島の魅力発信
2016-01-22 19:44:43
奄美大島の魅力を知らせる新たな試み!地域振興構想を発表
奄美大島の魅力を発信する新たな取り組み
2016年1月22日、奄美大島観光物産協会は東京都新宿区で、地域振興を目的としたDMO(Destination Marketing / Management Organization)事業構想の発表会を開催しました。このDMOは、観光地域の魅力を一括してマネジメントし、訪れる人々に地域の魅力を伝えるための組織です。発表会には奄美大島から元ちとせ氏が駆けつけ、動画作品「あまみっけ。」のナレーションと共に、奄美の伝統的な島唄を披露しました。
DMO事業構想の概要
時折、奄美大島を訪れる観光客に対して、受け入れ体制が十分でなかったことを懸念していることを、奄美大島観光物産協会の谷芳成会長は会の開会挨拶で説明しました。彼は、「今までバラバラに情報発信を行っていた5市町村が連携することで、観光受け入れを一元化し、奄美大島の多様な魅力を効果的に発信する組織にする」と述べ、DMO事業の意義を強調しました。
さらに、Webプラットフォーム「あまみっけ。」の構築も発表され、これは旅行者目線で奄美の魅力を取りまとめ、外部に発信するための基盤となる取り組みです。
動画作品「あまみっけ。」の紹介
この動画作品は、より多くの人々に奄美を知ってもらうために制作され、主人公のテディベア「みっけ」は、本場の奄美大島紬によって作られています。この大島紬は、世界的に珍しい「泥染め」による特徴的な光沢を持っており、観光物産協会の担当者は、「島内外の人々に愛され、奄美大島の魅力を広める存在になってほしい」と期待を寄せました。
元ちとせ氏のナレーションと島唄
発表会では、元ちとせ氏が奄美の美しい風景を舞台にしたロードムービー「あまみっけ。」のナレーションを披露しました。この物語は、東京で働く悩ましいテディベアが奄美大島を訪れ、その魅力を体験するというファンタジックな内容です。
元ちとせ氏は、島言葉でのナレーションを実演し、「この作品を通じて、奄美の自然や人々の魅力が広がることを期待している」と語りました。
さらに、島唄「黒だんど節」を披露し、即興で歌詞が作られ、宴では1曲30分以上のシマ唄が歌われることもある独自な文化についても触れ、「奄美の人々の温もりや深いふところをお伝えしたい」と地元への愛を語りました。
プレミアムイベントの告知
発表会当日、ティザーサイト「あまみっけ。」も公開され、奄美大島の魅力を体験できるプレミアムイベントへの応募が開始されました。このイベントは2016年3月9日に、奄美大島の自然の映像を映し出すプロジェクションマッピングで幻想的な空間を作り、元ちとせ氏の島唄披露や特別ゲストによるセッションも行われます。応募は2月22日まで受け付けており、奄美の魅力を存分に楽しめる機会です。
最後に元ちとせ氏は、「島の人々が地元を愛し、世界中の人々に奄美の魅力が広がることを願っています」と事業への期待を寄せました。これからの奄美大島の観光振興に目が離せません。
会社情報
- 会社名
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奄美大島観光物産協会
- 住所
- 鹿児島県奄美市名瀬末広町14-10AiAiひろば1階
- 電話番号
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