株式会社日立製作所のグループ会社である日立ヴァンタラ株式会社(以下、日立ヴァンタラ)が、2025年の日本市場における外付け型ブロックストレージシステムの売上シェアで、第1位に輝きました。この結果は、IDCが発表した「IDC Worldwide Quarterly Enterprise Storage Systems Tracker Q4 2025」によるものです。
日立ヴァンタラは、過去50年以上にわたり、金融、電力、鉄道などのさまざまな業界のミッションクリティカルなシステムを支えており、顧客の重要なデータを無事に守っています。高品質な製品の提供や充実した保守サポート、さらにはランサムウェア対策をはじめとする高度なセキュリティ機能が、顧客の高い信頼性要件に応える要因となり、今回のシェア獲得に結びついたと考えています。
具体的には、日立ヴァンタラの製品は、金融業界などの厳しいセキュリティ要件をクリアするだけでなく、24時間365日途切れることのないサービスを支えるストレージ基盤としても定評があります。株式会社みずほ銀行の須藤泰自氏は、「日立ヴァンタラのストレージは、金融業界の厳しいセキュリティと高可用性要件を満たしており、安定した運用を実現しています」とコメントしています。また、中国電力株式会社の鎌倉仁士氏も、「安定したストレージ環境を提供しており、業務継続性を確保する重要な役割を担当しています」と語っています。
日立ヴァンタラのリーダーシップを務める島田朗伸社長は、この栄誉を顧客からの信頼と自社の高品質への評価と捉えています。近年、データ主権や経済安全保障の重要性が増している中で、オンプレミスやハイブリッドクラウド環境でも安全かつ環境に配慮したデータ基盤「Hitachi Virtual Storage Platform One(VSP One)」を展開していることが強みとされています。
同社は特に注目すべき製品ラインアップを持ち、2026年1月にはハイエンドストレージ「VSP One Block High End」のグローバル販売を開始しました。この製品は大規模な企業の基幹業務システムや顧客情報データベースに使用され、AI時代のニーズにも対応した高い性能と拡張性を備えています。ランサムウェア対策や災害時の業務継続性の確保にも注力されており、顧客基盤の信頼を集めています。
さらに、ミッドレンジストレージ「VSP One 2U Block Appliance」や、ハイパースケーラークラウドをサポートする「VSP One SDS Cloud」など、多彩な製品を揃えています。これにより、顧客のデータ活用ニーズにも柔軟に対応し、安定したストレージ環境を提供しています。
「Hitachi EverFlex」と呼ばれる従量課金型サービスも展開し、初期投資の負担を軽減しつつ、エンジニアによるサポートを受けながら運用管理が可能です。
このように日立ヴァンタラは、革新的なデータ基盤により顧客のDXやAX推進を全面的にサポートすると共に、社会インフラを支え続けるミッションクリティカルなシステムにおいてもその信頼性を確かなものにしています。重要なデータを守るため、さらなる技術革新とサービスの向上が期待されます。