三田国際学園とICUが実現する新たな高大連携教育の可能性
三田国際学園と国際基督教大学の高大連携教育
近年、AIの発展やグローバル化の進展に伴い、個々の考える力や行動力がますます重要になっています。特に、日本の若者の異文化理解力や対応力には課題が浮き彫りになっています。これを受けて、三田国際学園と国際基督教大学(ICU)は、共通の教育理念のもと、国際的なリーダーを育成するための高大連携を開始しました。
提携の背景
両校は、自主性や国際性、リーダーシップ、批判的思考などの教育方針を共有しています。この提携によって、教育の質が向上し、グローバル社会に対応できる人材が育成されることを目指しています。特に、オックスフォード大学の研究が示すように、2030年には「戦略的学習力」が求められるため、これに対応した教育プログラムの設計が必要です。
取り組み内容
1. 教育プログラムの相互活用
両校では、教育プログラムの共有や生徒間の交流促進が図られます。これにより、新しい学習機会が提供され、異なる文化や価値観を理解する場面が増えます。また、教員同士の交流が活発化することで、新しい教育アプローチや研究が進むことも期待されています。
2. 共同プロジェクトの推進
この提携の中で、両校は共同プロジェクトや研究も進めていく予定です。それにより、新たな知見やイノベーションが生まれ、学問や社会問題の解決に寄与できる可能性が高まります。
国際基督教大学(ICU)の概要
ICUは、日本で初めての4年制リベラルアーツカレッジとして1953年に設立されました。学校の使命は、「国際的社会人としての教養を持ち、神と人に奉仕する有為の人材を養成すること」です。文理を問わない幅広い教育を行っており、全ての学生に日本語と英語のバイリンガル能力を義務付けています。国連アカデミック・インパクトにも参加し、グローバルな視点からの教育を進めています。
三田国際学園中学校・高等学校の概要
三田国際学園は、教育の精神として「知・好・楽」を掲げています。2015年に共学化し、「発想の自由人たれ」をスローガンに掲げており、多様なバックグラウンドを持つ生徒たちが共に学び、課題解決能力を育んでいます。
このような教育環境の中で、両校の提携が生徒たちにどのような影響をもたらすのか、今後の展開が期待されます。国際的リーダーの資質を持った人材が誕生し、より良い社会の実現につながることを願っています。
会社情報
- 会社名
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学校法人戸板学園 三田国際学園中学校・高等学校
- 住所
- 東京都世田谷区用賀2-16-1
- 電話番号
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03-3707-5676