サステナブルな未来を考えるきっかけに
京都市にあるジェイアール京都伊勢丹では、環境に優しい未来を目指すイベント「think good journey ~未来をグッとサステナブルに~」が4月8日から13日まで開催されます。これは、サステナブルなモノやコトを紹介する貴重な機会で、環境意識を高めるための啓発活動でもあります。
このイベントのテーマは、「環境への取り組み」と「京都の伝統文化の継承」で、それに基づいた多彩なプログラムが展開される予定です。特に注目すべきは、アップサイクル企画「ピースdeミライ」であり、これはリサイクル素材や残反を利用して新たなアイテムを創出することを目的としています。多様なブランドが協力し、ファッション業界全体の社会的な課題に取り組む姿勢を示しています。
ピースdeミライは、伊勢丹新宿店を起点に始まったプロジェクトで、ファッションを通じて持続可能な未来の可能性を追求しています。リーバイスのユーズドストックやマリアケント社のサンプル生地が使用され、各ブランドによって新たなアイテムが生まれる過程を楽しむことができます。これにより、参加者は実際にサステナブルなファッションを体験し、その重要性を理解することができるでしょう。
また、イベント期間中には、京都芸術大学の学生によるアップサイクル作品の展示も行われます。次世代を担う若者たちが廃棄素材を活かし、文化の継承をテーマにした作品を制作しています。学生一人ひとりが抱える社会課題に真剣に向き合い、独自の視点で新たな価値を提案する姿に、訪れる人々も刺激を受けることでしょう。
ワークショップも充実
さらに、4月12日(土)と13日(日)には、老舗漆精製メーカー「堤淺吉漆店」が主催する金継ぎと拭き漆のワークショップも開催されます。これらのワークショップでは、参加者が実際に手作業を通じて、漆を使った伝統技術を学ぶことができる絶好の機会です。
日時: 4月12日(土)午前10時30分・午後2時(各回約120分)
参加費: 3,300円
定員: 各回10名
日時: 4月13日(日)午前10時30分・午後2時(各回約90分)
参加費: 3,300円
定員: 各回10名
参加希望者は、事前にWEBサイトからの予約が必要です。各プログラムの詳細もこちらで確認できます。
この「think good journey」を通じて、私たちの未来における環境問題や伝統文化の価値について、考えるきっかけを見つけられることでしょう。サステナブルな未来を見据えたアイデアやプロジェクトに触れる絶好のチャンスです。
まとめ
ジェイアール京都伊勢丹での「think good journey」は、単なるイベント以上の意味を持ち、参加者全員が未来を考えるきっかけになります。環境への配慮や伝統文化の形を見つめ直し、持続可能な選択を広げるための出発点として、ぜひこの機会をご利用ください。