岩手・宮城・福島を舞台にした新たな文学賞と映像賞の設立

岩手・宮城・福島 MIRAI文学賞・映像賞が誕生



東日本大震災から11年の年月が経つ中で、岩手、宮城、福島の3県は新たなヒト・コト・モノを生み出し続けています。この地域の魅力を伝え、未来に向けた希望を育むため、今回「岩手・宮城・福島 MIRAI文学賞」と「映像賞」が新たに設立されることになりました。この取り組みは、震災の記憶を風化させることなく、地域の未来を担う若者たちにスポットライトを当てることを目指しています。

賞の目的と概要


この文学賞と映像賞は、3県を訪れる人々を増やすことを目指し、地域の魅力をテーマにした未発表作品を募集します。具体的には、文学賞では最大12,000字、映像賞では3分から5分の短編映像が対象です。応募資格は18歳以上33歳以下で、国籍やプロ・アマは問わず、広く参加を呼びかけています。応募期間は2022年5月1日から11月30日まで、選考は各界の有識者により行われ、受賞作品は2023年1月に公開される予定です。

実行委員会の構成


このプログラムの運営は、石巻専修大学や岩手大学の教員を中心に、若手社会人から構成される一般社団法人ONE TOHOKU HUBなどが協力しています。この多様なバックグラウンドを持つ実行委員会は、次世代を担う若者たちの創造性を引き出すために、地域の特性と課題に基づいた選考を行います。

受賞者への特典


文学賞と映像賞それぞれに対して、2名ずつに与えられる「MIRAI賞」は、記念品と賞金50万円が贈呈されることになっています。また、受賞者作品は公式ホームページを通じて広く公開され、さらに3県の観光PRにも積極的に活用される予定です。

継続的な支援と展望


この賞は単なる一過性の企画にとどまらず、継続的に行われていく取り組みとして設計されています。毎年作品を募集することで、多くの人々にこの地域の魅力を知ってもらい、震災の記憶を次世代へと受け継ぐことを目指しています。実行委員会への寄付支援として、公益財団法人東日本大震災復興支援財団からの協力も得て、地域の未来に寄与する活動が推進されています。

まとめ


「岩手・宮城・福島 MIRAI文学賞・映像賞」は、地域の未来を描く若者たちのためのプラットフォームとして、震災を忘れず、次世代に希望をつなげる重要な試みです。これをきっかけに、多くの新しい才能が発掘され、地域の文化発展につながることが期待されています。興味のある方は、ぜひ応募をご検討ください。

会社情報

会社名
岩手・宮城・福島 MIRAI 文学賞・映像賞実行委員会
住所
宮城県仙台市青葉区一番町電力ビル7F
電話番号

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