岐阜県山県市がInstagramで地域の魅力を発信し来場者数が増加

山県市がInstagramで地域の魅力を発信

岐阜県山県市では、株式会社Brand Visionと連携し、地元の魅力をInstagramを通じて発信する取り組みを行っています。最近では、山県市の公式Instagramアカウントを立ち上げ、運用設計を行いながら地域に根ざした情報を発信し、地元施設への来場者数が33％も増加したことが報告されています。

インフルエンサーとの連携

このプロジェクトでは、インフルエンサーの三浦有加里氏と大野光樹氏を交え、共に地域の魅力を発信する強化策を実施。彼らの豊富な専門知識を活かし、フォロワー参加型のプレゼントキャンペーンも行いました。これにより、地域のイベントや利用促進を効果的に行い、実際に店舗の来場者数が増加したことが示されています。

成果の具体例

実施した施策の成果として、ある施設の来場者数は33%増加し、別の飲食店では新規予約により20名の集客に成功しました。これらの結果は、SNSを用いたプロモーションが地域集客に大きく寄与することを証明しています。具体的な投稿例としては、公式Instagramのリニューアルに関するお知らせや、山県市の奨学金返還サポートの紹介、さらには地域のグルメや施設の紹介など、様々なコンテンツが展開されています。

地方創生イベントの開催

更に、地域活性化を進めるために、12月2日には名古屋市のSTATION Aiで山県市の副市長が登壇するイベントが予定されています。このイベント「地方創生事例共創のかたちディスカッション」では、地域の活性化について様々な視点からの議論が行われる予定です。

Brand Visionの考え方

Brand Visionからは、「伝える広報」から「人が動く広報」へと転換し、地域のリアルな日常を通じて山県市の暮らしの温度を届けることを目指しているとコメントが寄せられています。地域のファンづくりとブランド価値の向上を目指し、今後も地域発信を支援していく考えです。

GIKEN GROUPの取り組み

また、プロジェクトの背景にはGIKEN GROUPという岐阜県に60年以上前に設立された企業グループの存在があります。彼らは建物管理や警備、公共施設の管理、給食運営など多岐にわたる事業を展開し、地域の生活を支える活動をしています。Brand Visionは、自治体ブランディングや採用広報支援など、社会課題をデジタルで解決する取り組みを推進しています。さらに、コワーキングスペースの運営や中小企業向けの採用勉強会など、地域の活性化に挑戦し続けています。