新感覚ジン「UMAMI KINOKO GIN」登場
KURAND株式会社が2025年12月25日より新しいクラフトジン「UMAMI KINOKO GIN」の販売を開始します。この商品は、これまでの常識を覆す「旨味」を重視したジンで、キノコをメインボタニカルに使用しています。ここに至るまでのユニークな製造過程が、ジンファンのみならず、多くの人々の関心を集めています。
UMAMI KINOKO GINとは?
ジンは通常、ジュニパーベリーや他の香りを中心に設計されますが、「UMAMI KINOKO GIN」はその常識を打破した試みです。キノコの旨味成分は蒸留過程で酒に移りにくいという課題に向き合い、KURANDは特別な製法を採用しました。具体的には、キノコとその他のボタニカルを特性に応じて分けて蒸留した後、完成したスピリッツに再びキノコを漬け込むという工程を導入。これにより、一般的な蒸留酒では味わえない濃厚な「旨味」を実現しました。
6種類のキノコがもたらす深み
「UMAMI KINOKO GIN」には、松茸、しいたけ、しめじ、まいたけ、エリンギ、えのきといった6種類のキノコが使用されています。特に松茸は高級食材として知られており、その風味がこのジンにも見事に反映されているのです。乾燥と生のキノコを使い分け、ジンの味わいに複雑さと奥行きを持たせる工夫も施されています。
飲む際には、松茸の香りが初めに立ち、次にしめじのニュアンス、飲み進めるうちにしいたけやまいたけの風味が加わります。これは単なる飲み物ではなく、まさにキノコのコース料理を飲んでいるような、味の重なり合いが楽しめます。この余韻は、飲み終えた後に「もう一口」を求める魅力となっているのです。
和の香りの調和
「UMAMI KINOKO GIN」は、ジュニパーベリーの香りに加えて、レモンピールの爽やかさやブラックペッパーの立体感が感じられます。特筆すべきは「ヨモギ」で、飲むにつれて和の香ばしさが現れ、上品な松茸のお吸い物を思わせる香りへと導かれます。さらに、蒸留過程で少量の鰹節が加えられており、全体のバランスが絶妙です。
商品概要
- - 商品名: UMAMI KINOKO GIN
- - 商品タイプ: クラフトジン(スピリッツ)
- - アルコール度数: 45%
- - 容量ラインアップ: 200ml、500ml
- - 原材料: ジュニパーベリー、レモンピール、松茸、しいたけ、しめじ、まいたけ、エリンギ、えのき、ブラックペッパー、コリアンダーシード、よもぎ、鰹節
- - 原料原産地: 国内製造(スピリッツ)
- - 製造元: SiCX京都蒸留所(京都県)
販売情報
「UMAMI KINOKO GIN」はクラウドファンディングサービス「クラファン!」にて販売予定で、販売期間は2025年12月25日から2026年1月27日までとなっています。配送は2026年3月上旬以降を予定しています。
高品質なクラフトジンを求める方にとって、これはまさに見逃せないチャンスです。
KURANDの公式サイトでは、この新たなクラフト酒の詳しい情報が公開されています。ぜひチェックしてみてください。公式HP: https://kurand.jp