サイバネット、クラウドサービスにiOS対応を追加し管理の一元化を実現

サイバネットがiOS対応を追加したクラウド管理サービス

サイバネットシステム株式会社は、既存のクラウドサービス「PC＆モバイル管理サービス」にiOSを新たに対応させるバージョンアップを行い、3月13日よりサービスの提供を開始しました。これにより、企業のクライアント端末管理の一元化が図られ、セキュリティ強化につながります。

ビジネスシーンにおけるデバイス活用の拡大

最近、スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスのビジネス利用が急速に進展しており、業務効率化やコミュニケーション促進に貢献しています。しかし、デバイスの盗難、紛失、マルウェア感染による情報漏えいといったリスクも増大しており、これらに対抗するためには、PCと同等のセキュリティ対策が求められます。また、個人所有のデバイスを業務に利用する「BYOD（Bring Your Own Device）」が普及し、企業内での多様なプラットフォーム環境を管理する必要性が高まっています。

iOS対応の詳細

今回、追加されたiOSサポート（iOS Ver.4.0以降）では、以下の機能が提供されます：

- 端末情報の収集：iPhoneやiPadの情報を収集・管理。
- APP Storeの購入制御：無駄なアプリのインストールを防止。
- YouTube使用制御：不要な動画視聴を制限。
- 紛失時の対策：デバイスの遠隔ロック、パスワードクリア、データ消去が可能。
- カメラの管理：業務上、不適切な写真を撮影させないための制御。
- 海外端末管理：出張先でも安心して管理できます。

これにより、Windows PCやAndroid端末とともに、iOSデバイスを同一のコンソールから一括管理できるようになり、運用の効率性が大幅に向上します。

コスト削減と業務効率化への期待

サイバネットクラウドサービスは、クライアント端末の導入や運用管理に伴う工数削減やコスト削減に寄与するとともに、企業の情報セキュリティを強化する機能を順次拡充していく予定です。そのため、企業は安心してビジネスに取り組むことができる環境を整えることができます。

料金と試用について

「PC＆モバイル管理サービス」の利用料金は、月額450円（税別）で、最小契約数は20デバイスからとなっています。さらに、30日間の無料評価版も提供されているため、導入を検討中の企業はまずお試しをすることが可能です。

詳しい情報や質問については、サイバネットの公式サイトをご参照ください。セキュリティ対策をより効果的に進めたい企業にとっては、強力なツールとなるでしょう。