新たに上場する高配当株ETF
日興アセットマネジメント株式会社は、日経平均高配当株50指数に連動する上場投資信託(ETF)、通称「上場インデックスファンド日経平均高配当株50」(証券コード:399A)を新たに設定し、東京証券取引所に上場することを発表しました。運用開始は2025年7月23日、上場日はその翌日、7月24日です。
ETFの概要
今回上場する「上場インデックスファンド日経平均高配当株50」は、日経平均株価の構成銘柄のうち、配当利回りが高い50銘柄で構成される指数に基づいて運用されます。このETFは、配当金を重視したい個人投資家にナビゲートする素晴らしい選択肢です。信託報酬は年率0.165%(税込)で、これは日本株の高配当指数に連動するETFの中で最低水準に該当します。
株主還元のトレンドを受けて
日本企業における株主還元の流れは、ここ数年でますます強まっています。特に、東京証券取引所のガバナンス改革がその動きを後押しし、その結果として企業の1株当たり配当金も過去20年間で約5倍に増加しているのです。近年では、NISAの普及により、個人投資家も配当を重視した投資スタイルが広がりつつあり、このETFもその流れに合致した製品と言えるでしょう。
知っておきたい投資の詳細
このETFの決算は年2回行われ、具体的には毎年4月4日と10月4日に実施されます。決算日後に得られた配当等の収益を元に、諸費用を控除した後の分配が行われます。投資を開始するためには、最小でも約1,500円の資金があれば可能で、買い付け単位は1口単位となります。これにより、多くの投資家が気軽に参加できる投資商品となるでしょう。
上場と今後の展望
「上場インデックスファンド日経平均高配当株50」は、今後も注目される投資商品のひとつになると期待されています。2025年からの運用が本格化する中で、個人投資家が配当の恩恵を受けられるチャンスを提供するでしょう。また、投資家は、受益者指定した預金口座などを通じて、分配金を受け取ることが可能です。今後の運用実績にも期待が高まります。
まとめ
日興アセットマネジメントの新しいETFは、個人投資家が市場に参加しやすく、配当投資の機会を提供する意義深い製品です。市場の変化と共に、適切な戦略を持って投資を行うことが重要ですので、ぜひ情報を収集し、資産運用について考えてみてはいかがでしょうか。
詳細情報については、日興アセットマネジメントの公式ページをご覧になることをお勧めします。