人生醸造craft登場
2020-07-15 14:25:47

NECとコエドブルワリーが魅せる新しいクラフトビール「人生醸造craft」の世界

クラフトビール「人生醸造craft」とは



NECとコエドブルワリーが共同開発した「人生醸造craft」は、現代の世代特性を反映したクラフトビールです。この新しいビールは、AI技術を用いて各世代の人生経験や文化を「色」「香り」「味」の三つの側面で表現しています。

1. 開発の背景



「人生醸造craft」は、NECのAI技術群「NEC the WISE」を活用し、60年以上の歴史を持つ株式会社小学館のファッション雑誌から得た貴重なデータを基にしています。AIが分析した雑誌の文章や画像を通じて、ビール職人が各世代の特徴を抽出しました。これにより、ビールの色や香り、味わいが生まれました。

2. 色を表現した「20’s」



クラフトビールの最初のステップである「色」は、お酒の楽しみを始めた20代を象徴しています。例えば、「人生醸造craft ~40’s YELLOW~」は、40代の人々が20代の頃に存在した「CanCam」のファッション画像を分析し、その時代に流行したトレンドカラーをビールの色に取り入れています。

3. 香りの真髄「30’s」



次に重要な要素である「香り」は、20代から現在までの中間的な10年間の雑誌から分析されています。自然言語処理技術を駆使して、対象となる記事の単語から香りの種類を抽出し、フルーティーやキャラメルの香りを数値化しました。「人生醸造craft ~40’s YELLOW~」では、40代が30代だった頃の「Oggi」や「DIME」の雑誌が参考にされています。

4. 味わいの結晶「40’s」



最後の要素、「味」は、各世代が最近読んでいる雑誌からのデータを基にしています。小学館のデータに基づき、各ファッションスタイルとビールの味の多様性を結びつけて、NECのAI技術を通じて数値化されます。「人生醸造craft ~40’s YELLOW~」には、40代が経験した最近のファッションシーンが反映されています。

5. 世代を超えたコミュニケーション



「人生醸造craft」は、世代間の理解を促進する商品として、職場や友人とのオンライン飲み会で活躍します。個々のビールには、各世代の人生の軌跡を感じることができ、特別な体験が提供されます。

6. NECのAI技術革新



このプロジェクトは、NECのAIによる味覚予測シリーズの一環として続けられています。かつての名作文学をもとにしたコーヒー「飲める文庫」や、新聞記事を元にしたチョコレート「あの頃は CHOCOLATE」に続く第三弾です。これらはすべて、時代のムードや文化を反映した味わいを探求する試みです。

7. さらなる情報



NECグループは、「NEC iEXPO Digital 2020」でこの新商品を紹介する予定です。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。

この新たな試みにより、私たちはクラフトビールを楽しむだけでなく、世代を超えた共有の場を形成し、深いつながりを生むことが期待されています。

会社情報

会社名
日本電気株式会社
住所
東京都港区芝5-7-1NEC本社ビル35F
電話番号

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