ジェネラティブアート展「dialog()」
2024-07-04 14:30:11

アジア4都市を繋ぐジェネラティブアート展「dialog() - Asian Generative Art Exhibition 2024」が渋谷で開催

「dialog() - Asian Generative Art Exhibition 2024」は、東京、台北、ソウル、北京の4都市を結ぶジェネラティブアートの展覧会です。2024年8月9日(金)から2024年8月12日(月・祝)までの4日間、東京・渋谷のspace EDGE(東京都渋谷区渋谷3-26-17 野村ビル1階 )を会場に開催されます。

本展覧会は、アルゴリズムがもたらす表現の可能性を探求し、言語や文化の違いを超えた多元的な対話を通じて、新たな創造的視野を拓くことを目指しています。各都市から総勢40組のアーティストが参加し、それぞれの文化や背景を反映したジェネラティブアート作品を展示します。

東京会場では、東京限定展示としてたかくらかずき氏の作品を紹介する他、Bright Momentsによるドキュメンタリー上映会&ミートアップイベント、そして電音研によるクロージングイベントでのライブパフォーマンスなど、多彩な特別企画が予定されています。さらに、ゲストを招いてのトークセッションやワークショップなどのオフィシャルプログラムも開催されます。

本展覧会は、ジェネラティブアートの可能性をより広い視野で捉え、アーティストや来場者にとって、ジェネラティブアートを通じた豊かな対話の場となることを目指しています。

ジェネラティブアートの可能性を探る



ジェネラティブアートは、コンピュータアルゴリズムによって生成されるアートです。近年ではNFTや生成AIの登場により、注目を集めていますが、パターンを量産する手法や、生成される瞬間を関心のピークとした刹那的な楽しみ方のみが注目されるような傾向も見られます。

本展覧会では、ジェネラティブアートの独自性を再考し、その可能性を広げるための取り組みとして、アジアに住む私たちがそれぞれの文化を見つめ直し、独自の解釈でジェネラティブアートのかたちを提示することを目指しています。

アジアの文化交流を促進



本展覧会は、アジア諸国の文化をより深く知るための機会でもあります。日本ではゲーム、オーディオビジュアル、映像、VR空間などにおいてユニークな文化が息づいている一方、隣国のアジア諸国との類似点や差異については意外と知らないことにも気付かされます。

他国とのコミュニケーションを重ねていくことで、言語の壁に悩まされ、文化的背景の理解の欠如も自覚することになります。アジアから世界に発信する本展覧会は、アートを介して互いの文化を知ろうとすること自体にも大きな意義があるといえるでしょう。

「dialog()」が目指すもの



「dialog()」と名付けられた本展覧会は、アートを軸に対話を繰り返すことで、言語の壁や文化的背景の違いを超え、互いをより深く理解する機会としたいと考えられています。

展覧会では、各都市より総勢40名のアーティストによる作品が一堂に会し、同一のキュレーションで4都市を巡ります。互いの差異や独自性を探求するこの取り組みの結果として、アジア文化の特色が反映されたジェネラティブアートのかたちを世界に提示することができれば幸いです。

「dialog() - Asian Generative Art Exhibition 2024」開催概要



期間: 2024年8月9日(金)~2024年8月12日(月・祝) ※会期中無休
会場: space EDGE
住所: 東京都渋谷区渋谷3-26-17 野村ビル1階
アクセス: JR渋谷駅ハチ公口より徒歩5分
開場時間: 11:00 - 20:00
入場料: 一般/1,200円(早割 1,000円) 大学生/600円(早割 500円) 高校生以下/無料
チケット販売サイト: Peatix:https://dialog-tokyo.peatix.com/luma(English):https://lu.ma/u6owxfc5
販売開始: 2024年7月4日(木)
公式ウェブサイト: https://dialog-asia.com/
公式X: https://x.com/dialog_asia
* 公式Instagram: https://www.instagram.com/dialog.asia/

「dialog() - Asian Generative Art Exhibition 2024 」のキービジュアル



本展のキービジュアルは、永松歩氏が担当しました。永松歩氏へのインタビュー動画が公開されており、キービジュアルの着想過程や、アーティストの視点を深く知ることができます。

「dialog()」 東京開催に向けた特別プログラム



「dialog()」東京開催に合わせ、多彩な特別プログラムが予定されています。トークセッション、ワークショップ、特別展示、ミートアップなどのオフィシャルプログラムが連日開催されます。詳細は公式Webサイト(https://dialog-asia.com/)及び、公式SNSにて随時お知らせいたします。

# 東京会場限定展示:たかくらかずき「みえるもの あらわれるもの いないもの」



東京会場のみの限定展示として、たかくらかずき氏による「みえるもの あらわれるもの いないもの」が展示されます。本展示は、作者・鑑賞者・AIが共同し、俳句によって新たな妖怪を召喚し、NFTとしてオンラインに解き放つ儀式的なプロセスを表現しています。

# Bright Moments ドキュメンタリー上映会&ミートアップ



世界的に注目を集めるデジタルアートコミュニティ、Bright Momentsによる特別上映会とミートアップが共同開催されます。「Venice to Venice: a Bright Moments Documentary」の上映を通じて、L.A. ベニスビーチから世界各地へと広がった彼らの軌跡を紹介します。

# クロージングイベント:電音研によるライブパフォーマンス



電音研によるライブパフォーマンスが「dialog()」 東京会場展示の締めくくりを飾ります。電子音楽研究会(通称:電音研)は、音楽、映像、建築、グラフィックデザインなど多角的な視点から電子音楽とそのカルチャーを探究するプラットフォームです。

まとめ



「dialog() - Asian Generative Art Exhibition 2024」は、アジアの4都市を繋ぐジェネラティブアートの展覧会です。ジェネラティブアートの可能性を探求し、言語や文化の違いを超えた多元的な対話を通じて、新たな創造的視野を拓くことを目指しています。ぜひ、足を運んでみてください。


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