戦国史ファン必見!岐阜関ケ原古戦場記念館で関ケ原合戦の前哨戦に迫る
岐阜県は、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康と、数々の戦国武将が活躍した舞台として知られています。その中でも、関ケ原の戦いは、戦国時代を終わらせる歴史的決戦として、多くの人を魅了しています。
2020年10月にオープンした「岐阜関ケ原古戦場記念館」は、関ケ原の戦いを五感で楽しめる施設として、多くの人々に親しまれています。最新の技術を駆使した展示や、戦国時代の雰囲気を味わえる体験コーナーなど、見どころ満載です。
今年の夏は、記念館で、関ケ原合戦の前哨戦に焦点を当てた企画展が開催されます。
「関ヶ原合戦の前哨戦―美濃・尾張の攻防―」と題されたこの企画展では、関ケ原本戦に大きな影響を与えた、美濃・尾張での前哨戦の様子が、貴重な資料や絵図を通して紹介されます。
展示されるのは、関ヶ原合戦絵巻、参戦武将が所用したと伝わる武具甲冑、局地戦の舞台となった城の絵図など、歴史ファン垂涎のアイテムばかりです。これらの資料を通して、当時の戦いの様子をリアルに体感することができます。
企画展期間中は、関連イベントとして、
山本浩樹氏による講演会も開催されます。山本氏は、戦国時代の歴史に精通した龍谷大学文学部教授です。講演会では、美濃・尾張をめぐる東西両軍の戦略と実際の攻防について、興味深い話を聞くことができます。
また、記念館学芸員による
展示解説も予定されています。学芸員から直接話を聞くことで、展示内容をより深く理解することができます。
岐阜関ケ原古戦場記念館の魅力
岐阜関ケ原古戦場記念館は、関ケ原の戦いを五感で楽しめるだけでなく、周辺の史跡巡りもおすすめです。記念館で学んだことを実際に現地で確認することで、歴史への理解がさらに深まります。
例えば、関ケ原を代表する七武将の物語を辿るウォーキングコースは、各武将の陣地から戦場を見下ろすことができます。当時の武将たちが見た景色を想像しながら、歴史のロマンを感じることができます。
最新の技術と歴史的資料が融合した、岐阜関ケ原古戦場記念館。今年の夏は、ここで戦国時代の歴史にタイムトリップしてみませんか?
企画展概要
名称: 関ケ原合戦の前哨戦―美濃・尾張の攻防―
開催期間: 2024年7月13日(土)~9月1日(日) ※記念館の休館日は除く
会場: 岐阜関ケ原古戦場記念館 2階展示室2、3
主な展示物:
関ヶ原合戦絵巻(小野市立好古館蔵)
伝 一柳 直盛 所用 白羅紗地二重貫紋陣羽織(小野市立好古館蔵)
伝 高木 貞利 所用 具足(海津市歴史民俗資料館蔵)
伝 杉浦 重勝 所用 長旗(羽島市歴史民俗資料館蔵)
苗木城縄張之図(中津川市苗木遠山史料館蔵)
濃州郡上城攻図(飛騨高山まちの博物館蔵)
徳川家康書状(慶長5年(1600年)9月3日付)(当館蔵)
関連イベント:
山本浩樹氏講演会
記念館学芸員による展示解説
岐阜関ケ原古戦場記念館の基本情報
住所: 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55
電話番号: 0584-47-6070
HP: https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/
アクセス: JR東海道本線関ヶ原駅より徒歩10分
開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日: 毎週月曜 ※祝日の場合は翌平日、12/29~1/3
料金:
大人: 500円
大学生/高校生: 300円
中学生以下: 無料
※団体料金、年間パスポートあり
まとめ
岐阜関ケ原古戦場記念館の夏季企画展は、関ケ原合戦の前哨戦に焦点を当て、貴重な資料を通して当時の戦いの様子を体感できる貴重な機会です。戦国時代に興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。