ペアローン活用
2025-03-31 13:27:46

若い世代がペアローン利用を活発化している現状に迫る!

若い世代がペアローン利用を活発化している現状に迫る



三井住友信託銀行が設立した「三井住友トラスト・資産のミライ研究所」(所長:丸岡 知夫)の最新調査によると、若い世代がペアローンの利用を積極的に行っていることが顕著に結果として現れています。この調査は、2025年1月に全国の1万人を対象に実施されました。持ち家購入に関しての住宅ローンの利用状況や、ペアローンの実態について詳しく見ていきます。

住宅ローン利用者の実態



調査結果によれば、持ち家購入時に住宅ローンを利用している人は約8割にのぼります。具体的には、返済中のローン利用者が32.1%、返済完了者が46.3%、利用していない人が21.5%という割合です。この住宅ローンの利用経験者の割合は、過去の調査とほぼ同じ水準で推移しています。

若年層のペアローンの利用状況



興味深いのは、20代及び30代のペアローン利用者が全体の約20%を占めている点です。全世代でのペアローンの割合は9.4%であるため、若年層のペアローン利用が際立っていることが分かります。特に最近の調査では、20代が16.5%、30代が18.6%であったのに対し、現在は共に20.6%となっており、この傾向はますます強まっていると言えるでしょう。

借入額の動向



さらに、借入額に目を向けると、単独ローンと比べてペアローンの借入額は全体においても大きいことが分かります。単独ローンでは、最も多い借入金額の範囲が2000万円以上3000万円未満(32.5%)となっていますが、ペアローンでは、2000万円以上3000万円未満が21.3%、さらに3000万円以上4000万円未満が21.1%と、高額化が進んでいることが明らかです。ペアローンの中央値は約3419万円にも達しており、以前の調査からの増加が見て取れます。

住宅ローンと今後のライフプラン志向



このような背景には、不動産価格の上昇が大きく影響しています。特に共働きの若い世帯が自らの理想とする住まいを手に入れるために、夫婦やパートナーが共同で借入を行うことが増えてきています。一方で、現在の状況では金利上昇の傾向も見られ、これから住宅ローンを利用するにあたっては、「現在の家計状況」や「今後のライフプラン」を十分に考慮する必要があります。

まとめ



この調査結果は、若い世代の住宅購入に関する新たなトレンドを示すものであり、ペアローン利用の増加が、理想の住まいを目指す若者たちの強い意志を反映していると言えるでしょう。未来の住宅ローン事情について、さらに詳しいデータは「資産のミライ研究所」のホームページで確認できますので、ぜひチェックしてみてください。

資産のミライ研究所 - 詳細レポート

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調査概要


1. 調査名: 住まいと資産形成に関する意識と実態調査(2025年)
2. 調査対象: 20~69歳の全国の一般世帯(業種従事者除外)
3. 調査方法: Webアンケート調査
4. 実施時期: 2025年1月
5. サンプルサイズ: 11,327人

本調査は、多くの若者が抱える住宅取得に関する実態を見える化した貴重な資料です。


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会社情報

会社名
三井住友信託銀行株式会社
住所
東京都千代田区丸の内1-4-1三井住友信託銀行本店ビル
電話番号

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