大阪でのグローバル人材育成セミナーが開催
2024年6月27日に、大阪で「日東電工・堀場製作所の実践事例から学ぶグローバル人材育成」というテーマの無料セミナーが行われました。このセミナーは、習慣化プラットフォームを運営する株式会社WizWeの主催で、多くの人事担当者や企業関係者が集まりました。
セミナーの冒頭では、早稲田大学の白木三秀名誉教授による基調講演が行われました。教授は、グローバル人材育成の基本的なフレームワークと現状の最前線について詳しく解説しました。特に、日本企業が直面しているグローバルな人材獲得や育成の継続的な課題を取り上げ、競争力を維持するためにはこれらの問題を解決することが不可欠であると強調しました。
次に、日東電工株式会社の岡芳洋氏が、多様な人財が活躍できるグローバル企業になるための自社の人事施策についてお話ました。岡氏は、2030年に向けたグローバルリーダーの育成や新たな海外人財を日本本社に迎えるポジションの兼務など、さまざまな取り組みを紹介しました。
さらに、堀場製作所の朝岡大輔氏が同社のグローバル人材育成の具体例について説明しました。彼は、同社が直面している現状や課題認識、そして人材開発に向けた具体的な取組みについて語りました。グローバル企業としての責任を意識し、効果的な人財育成に向けた道筋を示しました。
セミナーの後には参加者同士の交流会が設けられ、様々な企業からの人事担当者が互いに意見交換を行いました。一部の参加者からは、白木教授の講演が非常に参考になったとの声が寄せられ、日東電工と堀場製作所の事例を通じて、自社に欠けている要素や取り組みのヒントを得られたといった感想が多く聞かれました。
次回のイベントは関東地域での開催が計画されているとのことですので、さらに具体的な情報が待たれます。このセミナーを通じて、企業のグローバル人材育成が進展することが期待されています。
セミナー詳細
セミナーの構成は以下の通りです。
1.
白木三秀名誉教授(早稲田大学)による基調講演
- グローバル人材育成における課題
- 競争力を保つための人事の役割
2.
岡芳洋氏(日東電工)による講演
- 企業の人事施策と育成プラン
3.
朝岡大輔氏(堀場製作所)による取組み事例
- 実績と課題について
大阪でのこのイベントは、グローバルに活躍する人材育成の促進に向けた重要な取り組みの一環として、多くの企業や関係者にとって有意義な機会となりました。今後も、こうしたセミナーを通じて、多様な人材が成長し、活躍できる環境を整えていくことの重要性が浮き彫りになっています。