テクノロジーとコーチングが導く新しい教育の形「先生の駆け込み塾」のご案内

「先生の駆け込み塾」プロジェクトの発表

株式会社コノセルは、2025年4月1日から「先生の駆け込み塾」という新たなプロジェクトを開始します。このプロジェクトでは、テクノロジーとコーチングを組み合わせた個別最適な学びの実践方法を学校の教員に提供することを目的としています。

「個別最適な学び」とは？

「個別最適な学び」とは、生徒一人ひとりの特性や理解度に合わせた学びの提供方法です。昨今の教育界では、この考えが重要視されており、2020年に改訂された新学習指導要領でも強調されています。しかし、実際にこのアプローチを実践することは、多くの教育現場での課題となっています。

調査結果の分析

最近、株式会社コノセルは学校の先生に対して実施した調査の結果、多くの先生が「個別最適な学び」を理解している一方で、実践に至っていないという実態が浮き彫りになりました。調査によれば、「知っている」と答えた教員は73%、さらに「聞いたことがある」と答えた教員を加えると90%に達します。しかし、勤務先の学校でこのアプローチが実施されていると感じている教員は57.6%に留まり、実践の壁が目立ちます。

その主な理由は「教員が取り組める時間がない」というもので、過重労働の影響が大きいことが分かります。また、「学校教員の知識不足」や「個別最適化された指導方法が分からない」といった問題も影響していることが調査結果から明らかになっています。特に、実践に向けた支援を求める声として、84.6%の教員が外部専門家からの知見を求めていることも示されました。

「先生の駆け込み塾」の内容

このような背景から、コノ塾では「先生の駆け込み塾」プロジェクトをスタートさせることにしました。プロジェクトでは、コノ塾が独自に開発したアプリや教材を用いた授業や指導方法を実際に体験してもらいます。具体的には、参加者が教育現場においてどのようにテクノロジーを活用できるのか、学習データの分析方法についても学んでいきます。

プロジェクトの詳細

- 実施日: 2025年5月16日（金）、5月23日（金）、5月30日（金）の3日間
- 時間: 19時30分から
- 実施場所: 東京の複数の教室
- 対象: 小学校・中学校の教員
- 参加方法: 専用の募集フォームから申し込みが必要です。

「先生の駆け込み塾」は、テクノロジーを用いた教育の可能性を広げるための貴重な機会となります。教員の皆様には、実際の指導現場で役立つ具体的な手法を学んでいただき、「個別最適な学び」を実現する姿をぜひ体験してほしいと考えています。

企業背景

株式会社コノセルは、「学びを通じた一生モノの成功体験を、すべての人に。」という理念のもと、ハイブリッド学習塾「コノ塾」を運営しています。創業以来、多くの生徒に質の高い教育を提供しており、デジタルテクノロジーを活用した新しい学びの形を模索し続けています。今後も、教育現場の課題解決に向けてテクノロジーを活かしていく所存です。