オフィスの音環境を変える『コーナートーン』が新登場!
DAIKEN株式会社では、現代のオフィス環境における音の課題を解決するため、置き型音響調整部材『コーナートーン』を10月23日に新発売しました。この新製品は、特に会議室や個室ブースにおける声の響きを改善するために開発されたもので、オフィスに求められる快適な音環境を提供します。
背景と開発の目的
DAIKENは、現長期ビジョン「GP25」において、公共および商業建築分野に注力しています。特に近年では、リモートワークやWEB会議の普及に伴い、オフィスの音環境問題が頭を悩ませるテーマとなっています。このような状況に鑑み、DAIKENではコンソーシアム「point 0」への参画や実証実験を通じて、音環境を改善する製品の開発に取り組んでいます。
以前から提供している後付けの壁面吸音材『オフトーン マグネットパネルN』に加えて、今回の『コーナートーン』は、置き型でありながら多様な設置場所に対応できるようにデザインされています。これは、設置場所の条件によっては壁面に吸音材を取り付けられない場合があるためです。そこで、DAIKENは『サウンドトロン』を基に、声の響きを効果的に吸収できる性能を追求しました。
デザインと機能の両立
『コーナートーン』は、オフィスのインテリアに溶け込むスタイリッシュなデザインを採用しています。三角柱の形状で、会議室の隅に設置することで、圧迫感がなく使えるのが特徴です。加えて、流行のグレージュカラーは、どんなインテリアにもマッチし、シンプルながらも落ち着いた印象を与えます。
特に重視したのは、人の話し声に最適化した吸音性能。これにより、会議室や応接室など多くの人が集まる空間でも、会話がしやすく改善されます。人の声の周波数を考慮して設計されたこの製品は、後から設置するだけで気軽に音環境を向上させることが可能です。
DAIKENのビジョン
DAIKEN株式会社は、設立80周年を迎えた今年、タグラインを「ずっと ここちいいね」と刷新しました。音環境や快適性を追求することで、オフィス空間の「ここちよさ」を向上させることを目指しています。この新製品『コーナートーン』も、オフィスの音環境を支えるための重要な提案となるでしょう。
まとめ
『コーナートーン』は、音環境を改善できる置き型音響調整部材として、オフィスの快適性向上に寄与します。今後もDAIKENは、ウェルビーイングな空間作りに向けた提案を続けていくことでしょう。
参考情報
詳しい製品情報や購入については、DAIKEN株式会社お客様センター0820-787-505までお問い合わせください。
また、協創の場として運営されている「point 0」は、さまざまな企業と連携し、今後のオフィス環境を進化させるための実証実験を進めており、企業における音環境改善の先駆者としての役割も果たしています。