新しいがんスクリーニング
2026-01-29 10:40:51

Craifと北斗病院が報告、尿中マイクロRNAによる新しいがんスクリーニング技術

Craifと北斗病院の共同発表



バイオAI企業のCraif株式会社が、北斗病院との連携によって行った新しいがんスクリーニング手法「マイシグナル・スキャン」の実臨床結果を発表しました。この技術は、尿中のマイクロRNAを利用してがんリスクを評価するもので、約3年間の追跡調査から得られたデータを基にしています。

追跡調査の概要



調査対象は、北斗病院にて「マイシグナル・スキャン」を受けた72名です。このうち、24名が中リスクまたは高リスクと判定され、精密検査を受けることとなりました。調査期間は2022年12月から2025年9月の約3年。この結果、2名が早期胃がんと診断され、1名には大腸多発ポリープが見つかりました。残りの受検者は異常が見られなかったものの、この試験ががんの早期発見に寄与する可能性を示しています。

なぜ「マイシグナル・スキャン」が重要なのか



がんの早期発見は、治療の成功率を高める上で非常に重要です。従来のがん検診では、発見率が0.1%から0.4%と低く、陽性的中率も2%から6%程度です。しかし、「マイシグナル・スキャン」は尿を採取するだけで、体に負担をかけずにリスクを評価できるため、非侵襲的かつ簡便な検査として期待されています。110%の精度はないものの、早期発見のため新たな選択肢が広がっています。

日本総合健診医学会第54回大会について



この発表は、日本総合健診医学会第54回大会において行われ、2026年にパシフィコ横浜で開催される予定です。科学者や医療従事者が最新の研究成果を共有し、今後の医療の進歩に向けた対話を促進する機会となるでしょう。

Craif株式会社のビジョン



Craifは2018年に設立されたバイオAIスタートアップで、がんの超早期発見に力を入れています。「NANO IP®︎」という独自技術を活用し、尿や他の体液から多様なバイオマーカーを高精度で検出することを目指しています。彼らのミッションは、「人々が天寿を全うする社会の実現」で、技術の進化を通じて社会全体に貢献する姿勢を貫いています。

まとめ



「マイシグナル・スキャン」の実績が示すように、尿中マイクロRNAを用いた新しいスクリーニング方法は、早期がん発見の道を切り開く可能性が高まっています。今後の研究や進展に期待が寄せられ、がん検診の新たなスタンダードとなることが望まれます。


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会社情報

会社名
Craif株式会社
住所
東京都新宿区新小川町8-30THE PORTAL iidabashi B1F
電話番号

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