サプライチェーンリスク対策
2024-11-18 11:26:43

クニエとみずほ銀行、サプライチェーンリスクマネジメントで業務提携

クニエとみずほ銀行、サプライチェーン途絶リスクへの対策で業務提携



近年、自然災害やパンデミック、地政学的リスクなど、企業のサプライチェーンを脅かす要因が増加しています。原材料調達から製品販売に至るまで、あらゆる工程で供給が滞るリスクは、企業の財務状況や経営に深刻な影響を与える可能性があります。

こうした状況を受け、NTTデータグループの株式会社クニエと株式会社みずほ銀行は、サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援に関する業務提携を開始しました。両社は、それぞれの専門性を活かし、包括的なリスク対策支援を提供することで、企業の事業継続性向上に貢献します。

クニエとみずほ銀行の連携による包括的な支援



クニエは、長年培ってきたサプライチェーンマネジメントに関する専門知識と、製造・調達現場での豊富な経験を持つコンサルタント陣を擁しています。みずほ銀行は、グローバルなネットワークと資金管理、貿易金融に関する深い知見を有しています。

今回の業務提携では、両社の強みを最大限に活かすことで、以下のような包括的な支援体制を構築します。

1. リスク分析と対策方針の策定: クニエのコンサルタントが、企業固有のサプライチェーンにおけるリスク要因を分析。自然災害、パンデミック、サイバー攻撃、地政学的リスクなどを考慮し、具体的なリスクシナリオを作成します。その上で、リスク軽減のための対策方針、目標を設定します。

2. リスク評価と対策立案: 分析結果に基づき、事業への影響度を定量的に評価。人材、設備、資金、情報といったあらゆる面から対策を立案し、実行可能な計画に落とし込みます。みずほ銀行は、資金調達や貿易金融に関する情報を提供し、財務面からの支援も実施します。

3. 実行支援: 対策の実行段階では、クニエとみずほ銀行が連携し、企業をサポート。詳細な手順、役割分担を明確化し、現場レベルでのタスク実行まで支援します。

4ステップで企業を支援



具体的な支援プロセスは、以下の4つのステップで構成されています。

ステップ1:方針策定

サプライチェーン途絶に関する専門知識に基づき、対策の方向性、実施範囲、目標を設定します。

ステップ2:リスク分析・特定

企業が想定すべきリスクシナリオを具体化し、業務面と財務面の両面から事業への影響度を評価します。

ステップ3:対策立案

人、モノ、カネ、情報の各観点から、平時および有事の対策を抽出し、実行可能な計画を策定します。

ステップ4:実行支援

立案された対策の実行を支援し、詳細化、役割分担、現場レベルでのタスク実行までサポートします。

企業の事業継続性向上に貢献



世界経済の不確実性が高まる中、サプライチェーン途絶リスクへの備えは、企業にとって極めて重要です。クニエとみずほ銀行は、今回の業務提携を通じて、企業の事業継続性向上に貢献し、より強靭なサプライチェーン構築を支援していきます。


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会社情報

会社名
株式会社クニエ
住所
東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー11F
電話番号
03-3517-2292

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