「春の香りがほどける一皿」──こぼれる新しい季節の気配が、テラス御堂原のお食事処「雪月花」に響くこの瞬間から始まります。2026年3月より、同店では夕食の会席コースが春仕様にリニューアルされ、旬の食材が存分に使われています。このコース料理は、ただ味わうだけでなく、香りという感覚にもフォーカスを当てて構成されています。
この春、登場する新たな料理は、食材本来が持つ芳醇な香りを生かしつつ、春の季節感を感じさせるよう工夫されています。五感をフルに刺激するような内容で、一皿毎に季節の移ろいをしっかりと体感することができるのです。本記事では、その中から特に春を感じられる「前菜」と「蒸し物」の二品をご紹介いたします。
前菜:菜の花と平目の松前ジュレ掛け
春の息吹を感じる前菜は、まさにこの季節を代表する一品です。使われるのは、ほろ苦さが魅力の菜の花と、上品な甘みが特徴の平目。この二つの食材が見事に調和を成しています。平目は、昆布からの旨味を受け入れ、素材の味わいを引き立てるためのお手本のような存在です。さらに、ほのかに生姜の風味を感じるジュレが添えられ、口の中で香りが広がります。ほっこりと優しい印象を与えつつも、食べた後の繊細な余韻に浸ることができる一皿です。
揚物:蓬餅と季節野菜の揚げ浸し
続く一品は、蓬(ヨモギ)を練り込んだ餅が主役。香ばしく揚げた後、豊かな風味の出汁で揚げ浸しに仕上げられた料理です。こちらも食感が見事に対比され、外側はカリッと香ばしく、中はやわらかい食感に。蓬の優しい香りが漂い、出汁の旨味ともコラボレーションを果たしています。糸唐辛子が彩りを添えつつ、ほのかな辛味も感じられ、全体が引き締まります。
「雪月花」の春会席は、春の旬の食材がしっかりと活かされた料理一品一品から季節感が表現されています。料理人の妥協のない手仕事の結果、ひと口ごとに春を感じられることでしょう。是非、特別な旅のひとときに、心温まる食体験をお楽しみください。
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雪月花の魅力
大分地域の旬の食材を厳選し、和懐石を提供している「雪月花」。熟練の料理人による繊細で上品な味わいに、皆様の旅の記憶に残るような贅沢な時間をお届けしています。
料理長のご紹介
衛藤 大地氏は、大分の伝統を背景にした料理を基に、季節感と地元食材の選定にこだわりを持つ料理長です。お客様に満足していただくためにいつも心を込めた料理を創り出しています。
株式会社SEKIYA RESORT
代表取締役 林 太一郎氏のもと、SEKIYA RESORTは120年以上の歴史を誇る企業として、大分別府を中心に革新に挑戦し続けています。デザイナーズ旅館を初めて導入し、現在では3つの旅館・ホテルを運営しています。