株式会社MEMORY LAB、米国市場進出への足掛かりを得る
株式会社MEMORY LABは、JETROが主催するグローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP)に採択されたことを発表しました。これは、米国の著名なアクセラレーター「AlchemistX」のBtoB Market Discoveryコースに参加するもので、米国エンタープライズ市場への本格的な進出を目指す重要なステップとなります。
AlchemistXとは?
AlchemistXは、シリコンバレーに位置する、BtoBスタートアップ向けのトップアクセラレーター「Alchemist Accelerator」の法人および政府向けのサービスです。世界中の政府や大手企業と連携し、スタートアップのアイデアを市場に活かすためのアクセラレーションプログラムを展開しています。このプログラムに参加することで、MEMORY LABが得られるのは、米国市場への具体的な戦略やネットワーキング機会を提供されることです。
12週間のプログラムの内容
採択されたプログラムは、日本全国のスタートアップを対象とし、約12週間にわたってオンラインと対面形式で行われます。これは、米国市場への理解を深め、顧客開拓を促進し、仮説検証を行うための貴重な機会です。特に、10月中旬にはシリコンバレーを訪れ、現地のビジネス環境やネットワーキングの場に参加することが予定されています。
MEMORY LABのビジョン
代表取締役である畑瀬研斗は、「この度の採択は大変光栄であり、技術の集合体で社会課題を解決することを目指してきた我々にとって、グローバルな展開を加速させる重要な機会です」とコメントしています。MEMORY LABは、グローバルな視点を持ちながら社会に貢献できるソリューションを提供することを目指しています。
MEMORY LABについて
MEMORY LABは、「科学の叡智を社会へ」というミッションの下、調査研究におけるリーディングカンパニーとしての役割を果たすことを目指しています。独自のAIアルゴリズムを用い、研究開発の障壁を取り除くことで、より多くの人々に科学技術へのアクセスを提供しています。
特に、エンタープライズ向けの新規事業や研究開発を加速する「Memory AI」というサービスを展開しており、独自のデータベースを活用して、調査の時間を大幅に短縮することを可能にします。通常、6ヶ月から1年以上かかる調査が、最短1週間で完了するほどの効率性を誇ります。
今後の展開
MEMORY LABの「Memory AI」は、企業が自社の技術を新たなビジネス領域に応用する際に大変役立つサービスです。今後のプログラムを通じて、世界中の起業家と共に学び、成長を続けることを楽しみにしています。これからの米国市場への進出が、どのような影響を与えるのかに注目が集まりそうです。