ECプラットフォームが新たに後払い決済を導入し利便性向上

概要

株式会社ネットプロテクションズは、後払い決済のサービス「atone（アトネ）つど後払い」をECプラットフォーム「W2 Unified」と「W2 Repeat」に連携したことを発表しました。これにより、これらのプラットフォームを利用しているEC・通販の事業者は、開発費用や導入までの時間を削減でき、「atone 翌月払い」に加えて新たな決済手段である「atone つど後払い」を組み込むことができます。これにより、顧客に提供できる決済オプションが増え、より良いショッピング体験を提供できるようになります。

「atone つど後払い」とは？

「atone つど後払い」は、会員登録が不要でSMS認証のみで簡単に利用開始できる後払い決済サービスです。この特長により、決済選択画面での離脱を抑制できるため、顧客の購入意欲を高めます。さらに、以前から導入されている「atone 翌月後払い」には、値引きに利用できるポイントや多様な支払い方法があり、利用者にとって魅力的な買い物体験を提供しています。これは特にリピーターを増やす要因となるでしょう。

EC・通販事業者が「W2 Unified」と「W2 Repeat」の両方を提供することで、初回の利用者とリピーターの両方のニーズに応え、更なる顧客体験の向上を実現できます。実際に「atone 翌月後払い」と「atone つど後払い」の両サービスを導入した加盟店では、流通額が平均で約2倍に増加することが報告されています。

「atone」と「W2」について

「atone」は、通販や実店舗で幅広く利用可能な後払い決済システムです。顧客は、銀行口座やクレジットカードの情報を事前に登録することなく、購入後に手軽に支払いを行えます。この仕組みは、購入を直前に控えた顧客の離脱を防ぎ、売上の減少を抑える効果があります。

特に実店舗では、クレジットカードを持っているにもかかわらず使用していない顧客の取りこぼしを防ぐことができ、より多くの顧客に対してキャッシュレス決済を促進します。また、ポイントプログラムの導入もあり、新規顧客の獲得やリピート率の向上、さらには購入単価の増加へとつながります。

一方、W2株式会社は、EC事業の成功に特化したシステム会社であり、70%以上がエンジニアの人材を抱えています。全ての業務プロセスを内製することで顧客のニーズに応じたトータルサポートを展開しており、OMO（Online Merged with Offline）やサブスクリプション型のECプラットフォームを手掛けています。

「コマースを前へ、生活を前へ、世界を前へ」という信念のもと、EC業界の急成長に対応した製品やサービスの開発に努めています。その社名「W2」は「Win-Win」を意味し、2005年の創業以来、業界内で独自のポジションを築いています。

まとめ

ネットプロテクションズとW2とが提携し「atone つど後払い」を導入したことで、ECプラットフォームは顧客にさらに多様な支払い手段を提供可能となり、それによって顧客満足の向上が期待されます。今後のEC業界でのこの取り組みがどのように展開されていくのか、注目が集まります。詳細については、こちらから確認できます。