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音の演出で楽しむ落語の新たな一面

令和7年10月23日（木）、板橋区立文化会館小ホールにて、人気の落語イベント「第125回板橋落語会」が開催されます。今回は特に「鳴り物噺特集」と題して、音楽的要素を活かした特別な演目が披露されるため、いつもとは違った雰囲気の落語を楽しむことができます。

落語と音の共演

「鳴り物」とは、太鼓や笛、鐘など、落語で使われる楽器による効果音のことを指します。これらの音は、登場人物の動作を生き生きと表現し、物語の緊張感や季節感を際立たせます。例えば、笑いを誘うシーンでは軽快なリズム、感動的な場面では静かな音が使用され、観客は文字通り耳で物語を感じることができるのです。

今回の板橋落語会では、若手落語家たちが自信を持って音を使った演技に挑んでいます。落語に馴染みのない方でも、この新しい試みによって心をつかまれることでしょう。

若手イラストレーターのデザイン

また、ファッションやアートが溢れるSNS時代にあわせて、今回のイベントのチラシデザインは注目の若手イラストレーター、こいんこ氏が担当しました。彼の独特なセンスが光るデザインは、SNSでのシェアを通じて多くの若者たちの目を引いています。これにより、落語会自体も、今まで以上に若い世代へのアプローチを試みているのです。

プログラムの概要

第125回の演目には、各演者が個性あふれる内容を予定しています。以下、注目の演目を紹介します：

• - 当日のお楽しみ：柳家福多楼

落語家自身が余芸として「玉すだれ」を披露します。お客様が一緒に参加できるインタラクションが楽しみの一つです。

• - 母里太兵衛：神田織音（講談）

黒田長政に仕えた太兵衛の勇姿が描かれます。

• - いもりの黒焼き：柳家風柳

漢方薬のノスタルジーとともに、惚れ薬としての効能を描いたユニークな噺。

• - お血脈：柳家小せん

地語りスタイルで仏教をテーマにした作品。

• - 当日のお楽しみ：春風亭三朝

最後の締めくくりとして「寄席の踊り」が登場。日舞の経験を生かした見せ場が期待大！

• - たちきり：柳家燕弥

印象深いストーリーを久しぶりに提供。

公演詳細

• - 日時：2025年10月23日（木）18:00開演（17:30開場）
• - 料金：1500円（全席自由）
• - 場所：板橋区立文化会館小ホール

東京都板橋区大山東町51-1

交通アクセス

• - 東武東上線「大山」駅 北口から徒歩3分
• - 都営三田線「板橋区役所前」駅A3出口から徒歩7分

チケット購入

• - WEB予約（24時間受付、初日9:00～公演日前日まで）
• - 板橋区立文化会館1階チケットセンター（電話予約可）
• - チケットぴあ（Pコード533-779）

観客との一体感を大切にし、生の音楽体験を通じて新しい落語の楽しみ方を提供する【板橋落語会】。音の効果を通じて、魅力的なストーリーが繰り広げられる今回の公演、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

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