マネックス証券がブロードリッジのSaaSプラットフォームを採用しJASDEC2025に対応

マネックス証券、ブロードリッジのSaaSプラットフォーム導入で新たなステージへ



マネックス証券株式会社は、フィンテックのリーダーであるブロードリッジ・フィナンシャル・ソリューションズの先進的なクラウド型SaaSプラットフォームを採用することを決定しました。この移行は、現行のJASDECPSシステムからの大幅な進化を意味し、2026年5月に稼働予定です。これにより、マネックス証券は日本の金融市場の要請に応え、業務の効率化と安定性の向上を図ります。

革新と成長の将来に向けて


マネックス証券の証券管理業務を担当する北村基希氏は、ブロードリッジとのパートナーシップの重要性を強調しています。「この移行は私たちが安定したサービスを提供し、日本の進化する金融環境に対応するために何よりも必要です。ブロードリッジの専門知識を信頼し、顧客に卓越したサービスを提供し続けます。」と述べています。

これにより、ハードウェアの調達や維持管理の負担が軽減され、業務における成長に集中できる環境が整います。クラウドへの移行は、競争が激化する日本の金融業界において、柔軟な対応力を持つ企業へと成長する手助けとなります。

さらなる効率化を模索するマネックス証券


ブロードリッジは、アジア太平洋地域のプレジデントであるデヴィット・ランエイカース氏が「この移行は重要なステップであり、中核業務の最適化とオペレーショナル・レジリエンスを高める。」と語るように、業界の変化に対応する基盤を整えます。マネックス証券は、最新の機能へのアクセスが容易になり、IT管理業務のリソースを効率化することで、迅速なビジネス対応が可能になります。

クラウド化は業界全体の流れ


ブロードリッジのSaaSプラットフォームへ移行することは、証券会社がコスト圧力に直面しながら、成長に向けて新たな収益源を求める流れを示しています。ブロードリッジは、日本の金融業界に特化した深い知見と共に、テクノロジーの進化と規制の変化にも対応できる体制を整えています。これにより、クライアントの革新と成長をサポートし続けます。

金融業界の未来を共に切り開く


マネックス証券は1999年に設立され、AIを活用したサービスを提供する総合オンライン証券会社として、多くの顧客に支持されています。さらに、2024年1月からはNTTドコモとの資本業務提携を行い、お客様に投資の機会を新たな形で提供する計画です。

一方、ブロードリッジはNY証券取引所に上場し、全世界で1日に平均10兆ドル超の取引を処理するなど、業界の最前線で活躍しています。ブロードリッジの技術とオペレーションのプラットフォームは、金融機関にとって必要不可欠なリソースとなっており、今後もその成長を支援していきます。

今回のマネックス証券とブロードリッジの提携は、金融サービスの未来を共に築くという目標のもと、一層の進化を目指しています。

会社情報

会社名
株式会社ブロードリッジ・ジャパン
住所
東京都港区赤坂2-5-1 S-GATE赤坂山王 7F
電話番号
03-5797-8300

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。