日本サイバーディフェンス、新CRO就任でさらなる体制強化へ
日本サイバーディフェンス株式会社(NCD)は、2023年10月の新たな取組みの一環として、ロバート・スチーブンソン氏を最高収益責任者(CRO)に迎え入れたことを発表しました。スチーブンソン氏は、サイバーセキュリティの広範な経験を持ち、重要インフラや運用技術、規制産業において強力な実績を残してきました。この新戦力の加入により、NCDは防衛体制の強化や業務のスピード向上を図ることが期待されています。
スチーブンソン氏の経歴と役割
スチーブンソン氏は、サイバーセキュリティファンドのTemasekやコンサルティング会社のISTARIで日本市場を担当し、注目の企業と密に連携してきた実績があります。これにより、SygniaやClarotyなどの企業に対する投資および助言を行っており、特にOTや重要インフラ分野において豊富な知識を有しています。また、Sumo LogicやLenovo、Taniumといった国際的な企業でのリーダーシップも評価されています。
NCDの新たな方針
現在、サイバー脅威の認識が高まる中、NCDとしては、国家のセキュリティを強化することが求められています。スチーブンソン氏が率いることで、公的機関や民間企業との連携を強化し、商業戦略及び顧客エンゲージメントをより効果的に展開することを目指しています。これは、特に政府機関や金融、重要インフラ企業向けに、先進的なサイバーディフェンスソリューションを提供する目的があります。
カータン・マクラクリンCEOの見解
創業者でCEOのカータン・マクラクリン氏も、スチーブンソン氏の就任について「彼は重要な知見を持ち、クライアントの多様なニーズに応えるための基盤を拡充していく」と語っており、NCDのミッションに対する力強い意志が感じられます。新体制では、より迅速かつ広範なサービス提供を行うことが期待されています。
スチーブンソン氏の期待感
スチーブンソン氏自身も、自らの役割に対して「日本の主要産業とのパートナーシップを強化しながら、国家のサイバーレジリエンスを高めることに貢献したい」と述べており、その意気込みは非常に強いものです。企業としての成長と、国全体の安全保障に対する責任を感じる発言が印象的です。
会社概要とビジョン
日本サイバーディフェンスは2017年に設立され、サイバーセキュリティに関する幅広いサービスを提供しています。本社は東京都千代田区に位置し、クライアントのニーズに応じたセキュリティ対策を講じることをミッションとしています。今後も、国家の脅威に対抗するための取り組みを強化し、先進的な防衛策を展開していく所存です。
NCDのウェブサイトにアクセスすることで、より多くの情報を得ることができ、顧客は最新のサービスプランについても確認できるでしょう。
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