女子高校生が選ぶ2025年流行語TOP3
LINEヤフー株式会社が運営する「LINEリサーチ」による調査結果が発表されました。女子高校生が2025年に流行すると思う言葉のトップは「エッホエッホ」。この言葉はオランダの写真家が撮影した赤ちゃんフクロウが「エッホエッホ」と走る姿を捉えたSNS投稿から派生し、多くのインフルエンサーによって広まりました。
次いで「〇〇界隈」が第2位、「ビジュイイじゃん」が第3位という結果が出ました。「〇〇界隈」は特定の趣味やコミュニティを指す言葉としての認知度が高まり、オタク文化や推し活動と共に定着してきています。そして、「ビジュイイじゃん」はボーイズグループ「M!LK」の楽曲の一部から派生した言葉で、特にSNSでのコミュニケーションで使われることが多く、女子高校生たちの間で親しまれています。
「メロい」という言葉も流行語の中で役立っているようです。元々、アイドルやキャラクターに深く心を奪われた状態を指す言葉でしたが、現在では可愛いものや感動的なものに対する言い回しとして広く浸透しています。
流行語の変遷
興味深いことに、昨年の調査では「それガーチャー!ほんまゴメンやで」や「猫ミーム」といった言葉が流行するとされていましたが、2025年のランキングには名を連ねていません。このことからも、流行語の移り変わりが加速していることが伺えます。
使われなくなりそうな昨年の言葉
さらに調査では、昨年使われた言葉の中で、今年は使わないと思われている言葉も併せて調査。最も使わないと選ばれたのは「おったまgetdown」。この言葉はインフルエンサーによって「おったまげた」という意味で流行しましたが、今年はその人気が薄れたようです。
他にも、アニメ作品に由来する「しかのこのこのここしたんたん」や、「不適切にもほどがある!」の略である「ふてほど」等も使われなくなる傾向にあります。特に「それガーチャー!ほんまゴメンやで」は、昨年の調査で流行語1位だったものの、今年は5位に転落し、流行語の波の激しさを物語っています。
調査の詳細情報
この調査は日本全国の高校に在籍する男女から選ばれた949名を対象に行われました。特に女子高校生483人が有効サンプルとしてカウントされ、調査実施は2025年4月の10日から14日にかけて行われています。調査結果はLINEリサーチの公式サイトやリサーチノートで詳細に確認できます。
このように、流行語は時代の移り変わりを映し出す鏡のような存在です。今後、どのような言葉が女子高校生の間で流行していくのか、引き続き注目したいところです。