明治大×柳屋広報プロジェクト
2012-06-20 16:45:29

明治大学と柳屋本店が新たな広報戦略を共同研究するプロジェクト始動

明治大学商学部と柳屋本店が産学連携プロジェクトを開始



明治大学商学部と株式会社柳屋本店が新しい広報戦略を探るための産学連携プロジェクトを始動しました。プロジェクトは「柳屋広報 明治大学支局」と名付けられ、学生たちが主体となって広報活動に挑戦します。

プロジェクトの目的


このプロジェクトの主要な目的は、学生のメディア接触時間が減少している現代において、企業がどのように商品やサービスの認知を高めるかという点です。特に、学生層に向けた広報活動を多様な視点から考察し、新たなコミュニケーション手法を見出すことが狙いです。これにより、企業にとってもマーケティング戦略の強化が期待されています。

明治大学商学部の横井勝彦学部長は、産学連携を通じて、実践的な学びが深まることを強調しています。

学生広報支局の構成


新たに設立された「柳屋広報 明治大学支局」は、小川智由ゼミナールの3年生メンバーで構成され、総勢16名が参加します。彼らは、柳屋本店が展開するヘアオイル「柳屋あんず油」の広報活動を実施し、学生への認知度向上に取り組みます。これにより、学生たちは商品に関する認知プロセスを分析し、広報活動の効果を評価する機会を得ることができます。

活動の拠点は明治大学商学部内に設立され、学生たちは渉外、制作、メディア、企画といった4つの部署に分かれて実践を行います。

実施事項と成果


活動が進む中で、学生たちは柳屋本店の商品を認知してもらうための具体的な施策を講じていく予定です。商品認知度を定量的に評価するため、定点観測も行い、その結果を研究として発表します。

また、株式会社フィールドマーケティングシステムズの支援も得て、マーケティングや制作物の開発などに取り組んでいきます。

名誉局長の任命


学生支局には、ヘアオイル「柳屋あんず油」のイメージキャラクターである人気読者モデルの木野園子さんが名誉局長に任命され、広報活動の一部に協力してもらいます。彼女の影響力を活かしたプロモーションが期待されます。

小川ゼミナールの哲学


小川ゼミナールは発足から21年を迎え、時代に即した実践的な学びを追及しています。マーケティングの専門書をもとに授業を進めるだけでなく、地域活性化や企業とのコンサルティング実習など、多岐にわたる活動に取り組んでいます。今回のプロジェクトを通して、学生たちは受けた知識を実践に活かし、より深くコミュニケーションの本質に迫ることができるでしょう。

柳屋本店について


柳屋本店は1615年に創業し、長い歴史を持つ日本の化粧品メーカーです。特に「あんず油」は、@コスメ大賞を受賞するなど高い評価を受けており、幅広い世代に愛され続けています。同社は社会貢献の一環として、産学連携プロジェクトを積極的に推進しています。

明治大学と柳屋本店の連携により、新しい広報活動の手法が生まれることが期待され、これからの成果に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社柳屋本店
住所
東京都中央区日本橋馬喰町1-10-6
電話番号
03-3808-2727

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。