青森県・大鰐町に位置する温泉旅館「界 津軽」では、2024年の冬に特別な体験が待っています。2024年12月1日から2025年2月28日までの期間、冬の風物詩であるかまくらを模した「こぎんかまくら」が新たに登場します。このユニークな施設では、津軽の伝統工芸品であるこぎん刺しが施された灯篭を入れた小さなかまくらが、アーチ型の屋根を持つ露天風呂とともに紹介されます。
「界 津軽」の露天風呂は、水庭に面した贅沢な配置となっており、ここからは降る雪を眺めながら、まるで本物のかまくらの中にいるかのような気分で過ごすことができます。津軽の冬は、文豪・太宰治の紀行文にも表現されているように、多様な雪景色が特徴です。大鰐町は例年、11月下旬から雪が降り始め、厳冬期には豊富な積雪が見られます。
新登場の「こぎんかまくら」
この冬に新たに取り入れられる「こぎんかまくら」は、津軽の冬の景色を一層引き立てる存在です。露天風呂からは、このかわいらしいかまくらとともに、樹木に囲まれた水庭に浮かぶ灯篭の光景が楽しめます。こぎんかまくら内部には、こぎん刺しの模様が施された灯篭が置かれており、雪景色を華やかに彩ります。湯船に浸かりながらこの独特な景観を眺め、心も体も癒されるひとときを体験できます。
津軽七雪こぎん灯篭の魅力
さらに、「界 津軽」では館内各所に津軽の伝統工芸である「こぎん刺し」を施しています。この技術は江戸時代から続くもので、寒い冬を乗り越えるためにあみ出された知恵の結晶です。温泉に浸かりながら、津軽七雪の模様を模した灯篭を楽しみ、津軽文化の魅力に触れることができます。この冬、温泉とともに津軽の美しい雪景色があなたを待っています。
「こぎんかまくら」の概要
この特別な体験は、2024年12月1日から2025年2月28日までの期間中に楽しめます。時間は午後3時から深夜24時、翌日は午前5時から11時までとなり、予約も不要です。無制限で利用可能なこの露天風呂は、冬季限定の贅沢な体験を提供します。
「界 津軽」は、青森ヒバを使用した温泉と、津軽の文化を堪能できる宿泊施設です。また、地元の新鮮な食材を使った料理も楽しめます。温泉と文化、そして美しい雪景色を堪能できるこの冬、ぜひ「こぎんかまくら」のある「界 津軽」に訪れてみてはいかがでしょうか。