金沢で始まる新たなインターンシッププログラム『COYAGE』
2023年8月、金沢市で開催されるインターンシッププログラム『COYAGE 三和物産コミュニティ』が、地域企業である三和物産株式会社との連携のもとスタートしました。このプログラムは、学生が企業の課題にクリエイティブに向き合うことを目的としています。
プログラムの背景と目的
三和物産は、葬祭用品を扱う企業であり、「別れの形」を現代にふさわしく再定義することを目指しています。今回は、三和物産の最も重要なイベント「全社会議」をテーマに、参加する学生が新たなアイデアを生み出すことを期待されています。
ATOMicaは、このプログラムを通じて学生に企業の魅力を発見させ、常識にとらわれない発想を促進します。国内各地から集まった学生たちは、オンラインとオフラインを組み合わせたプログラムで、三和物産に新しい視点をもたらします。
COYAGEとは何か?
『COYAGE』は、ATOMicaが運営するインターンシッププログラムで、全国の地域企業と学生をつなぐ取り組みです。2020年から始まった「ATOMatch」に続くこのプログラムでは、多様な参加者が「働く」ことにフォーカスを当て、新たな価値観をのぞくことを促進しています。地域の様々なステークホルダーと協力しながら、新しい働き方の選択肢を拡大することが目的です。
プログラムの詳細
『COYAGE 三和物産コミュニティ』は、以下のように進行します。
- - Day 1 (8/2): キックオフイベントがおこなわれ、三和物産の金沢本社でプロジェクトが始まります。
- - Day 2 (8/3): 学生たちはコワーキングスクエア金沢香林坊にて、業界について学びます。
- - Day 3 (8/19): 学生によるプレゼンテーションが行われ、全体会議のゴール設計が行われます。
- - Day 4 (8/20): 「ハテナソン」と呼ばれるアイデア発散・収束のワークショップがオンラインで実施されます。
- - Day 5 (8/26): 全体会議に向けた準備を行います。
- - 本番 (9/6~7): 参加者による全体会議が開催され、これまでの取り組みを発表します。
プログラムが目指すもの
ATOMicaと三和物産は、学生が作り出す新しい全社会議を通じて、地域課題の解決や企業の魅力再発見を目指します。開催地である金沢ならではの文化も取り込み、学生たちが自由な発想で挑戦できる場を提供します。
このような取り組みは、日本の企業が抱える課題と若い世代の新たな視点が結びつくことで、今までにない新しい発想を生む可能性があります。技能やビジョンを持つ学生と地域企業が共に成長する機会として、今後の展開が期待されます。
まとめ
この『COYAGE 三和物産コミュニティ』は、金沢での新たな試みであり、参加する学生にとっても貴重な経験となるでしょう。地域企業と学生が互いに学び合い、創造的な解決策を見出す一助となることが期待されています。また、新たな別れの形を模索する三和物産の取り組みは、これからの社会において重要な意味を持つことでしょう。