調剤薬局におけるサイバーセキュリティ対策の重要性が高まる中、株式会社アクシスが「調剤薬局のためのサイバーセキュリティ対策入門講座」を開講しました。
近年、医療現場では電子処方箋やオンライン資格確認など、デジタル化が急速に進んでいます。しかし、デジタル化は、患者の個人情報や医療情報のセキュリティリスクも高める要因となります。
実際に、医療機関を狙ったサイバー攻撃は増加傾向にあり、個人情報の漏洩や業務停止といった深刻な事態を引き起こす可能性があります。
こうした状況を受け、株式会社アクシスは、調剤薬局におけるサイバーセキュリティ対策の重要性を認識し、今回の講座を開講しました。
講座の内容
講座では、サイバーセキュリティの基本概念から、調剤薬局が直面する具体的なリスク、そして具体的な対策方法までを解説しました。
講師は、株式会社アクシス事業企画部の水町謙太氏。ネットワーク監視ソフト企業での経験や病院向け情報システム開発、PMDA主催のプロジェクトマネージャーなどを経て、現在では調剤薬局向けのセキュリティに関する執筆や講演活動なども行っています。
講座では、以下の内容について解説されました。
1. サイバーセキュリティとは何か?
2. なぜ調剤薬局でサイバーセキュリティが必要なのか?
3. 実際に発生したサイバーセキュリティの事故事例
4. 薬局がかかえるセキュリティ対策における問題点
5. 医療従事者・一般のシステム利用者向けサイバーセキュリティ対策チェックリスト
6. 薬局におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト
株式会社アクシスの取り組み
株式会社アクシスは、クラウド型電子薬歴「Medixs(メディクス)」を提供するリーディングカンパニーです。
「Medixs」は、現場で働く薬剤師の声を元に開発され、使いやすさとセキュリティの両立を目指しています。
今回の講座は、調剤薬局業界のサイバーセキュリティ対策の現状と課題を理解し、より安全な医療環境を実現するための取り組みの一環として開催されました。
今後も、株式会社アクシスは、先端IT技術を活用し、医療従事者が働きやすい環境を創出するとともに、社会全体のセキュリティ向上に貢献していくことを目指しています。